October 2015

October 11, 2015

紅葉、りんご、かぼちゃ、Thanksgiving

毎年言ってるけど、カナダのサンクスギビングは、アメリカの11月と違って10月です。今週末、土日月は、3連休。私も日曜がお休みになって、久々の家族揃っての3連休です。

小こいカボチャ発見！

10月10日（土）は、結婚記念日だったので、子ども達をJM実家に預けJMと夜はゆっくり過ごしました。日曜の今日は、JM実家でサンクスギビング・ランチ。ランチ前にJM妹さんのカットをする予定で10時頃には到着予定だったのに、、、

大喜びぃー！

なんと起きたの午前9時40分！子どもがいないと、永遠に寝てられそう。。。

カボチャの山に不審顔

シャワー浴びて、化粧もせずに服をパパッと来て、コーヒー片手に出発！11時には到着し、なんとかヘアカットもし、サンクスギビング・ランチ。美味しくターキー頂きました。ランチ後もJM実家でダラダラ、正月の様に過ごしてたらすでに午後3時。

お兄ちゃん、デッカいカボチャを担ぐが、、、
すぐギブアップ。

天気も良いし、寒くもないので、外出せねばもったいない！って事で、観光用ではなくガッツリ、ローカル的なファーム（2013年10月5日の日記参照）へハロウィン用のカボチャをGETしに。今回は、畑まで出てカボチャ狩りをするんじゃなく、すでに収穫されて売られてるカボチャを購入。色んな大きさのを６つ程かって12ドル。まぁ、スーパーよりは安い方かな？

お、ココにも色んなカボチャがあるぞ？

にょろにょろ長いカボチャ

グネェー、曲がってる。

日本の松みたい。

ブランコもあったー！

その後は、隣の隣町くらいまで車を走らせ、英語系のリッチエリア"Hudson”地区へ。大きいお屋敷が立ち並んでおります。川沿いの豪邸、手入れされた広ぉーーーい庭、お高そうな車、素敵。（それでも、私は、電車通勤できん地区には住みたくないんやけどね。）

りんご農園『Verger de Hudson』

ココにある『Le Verger de Hudson』と言うりんご農園に行って参りました。りんご狩りには、いつも私達は、自分達が結婚式をあげたEastern Townshipのワイン＆リンゴ農園に行くのだが、今回は、初めてこちらへ。なぜかと言うと、今日は、イースタン・タウンシップまで行く時間がなかったのと、この農園で、JM弟くんが、この時期だけたまにアルバイトしてるから。ジュース作ってるらしい、、、可愛い。

りんご狩り以外にも同じ農園の人が養蜂してるハチミツや
JM近所のお友達農家が作ってるヒマワリオイル、他にも色々販売。
お店も可愛い。

写真では分かりづらいけど、この棚も可愛い。
トマトソース、ピクルス等、美味しそうぉー。

お家には要らんけど、この秤も素敵。

手作り台車。こどものオモチャにできそう。JM作ってぇー。

この椅子も可愛い。座り心地は悪そうだが、
ヘアカットチェアにも出来そう。

この棚も可愛いなぁー。
JMなんで、こーいうの作らんかなぁ。

このピクニック・テーブルは、公園等にある普通のより小さい。
子ども＆私（小さいアジア人）向けで良さそうぉー。

「お、ウサギ小屋。」
子うさぎが居る。1匹10ドル、、、
売ってる、、、食用だ。。。

「よし、りんご狩りするぞ！」

リンゴ畑は、大きな農園ではなく、小ぢんまりとしてるけど、とっても可愛い作り。センスのあるオーナーな気がする。リンゴの種類は時期によって色々でこの日は、Empireと黄色いgold？？の2種類。黄色い方は、12月半ばくらいまでお家で持つらしいが、味見すると今はまだ酸っぱさが強い。

ここのリンゴは、ぱっと見キレイじゃない。
黒い点々が付いてる＝無農薬なのです！

とりあえず、見つけた枝を振り回す。

パパに肩車され、リンゴをもぎ取る弟くん。

人生初！自力でもぎ取ったリンゴ。
「ニヤッ」

お兄ちゃん、また、この作り笑い。

リンゴには興味ないけど、取りあえず、カメラを向けられたので、
バスケットを抱えて「イーーーッ」と笑ってみる。

我が家のボーイズ＆りんご

弟くんは、勢い良くリンゴの木の間を走り回り、リンゴをもぎ取ったり、カジッたりリンゴ狩りを楽しんでる様子だったが、お兄ちゃんは、りんご畑の隣の子どもの遊び場の砂山を見つけ、リンゴよりも砂山LOVE! リンゴも普段食べない子なので、りんご狩りには、興味なし、、、

黄色いリンゴを欲しがる弟くん

酸っぱくて、この顔。

「ママ、ちょっとこの味、おかしくない？」

もっかい食べて見る。

「なんかやっぱり変だよ？！」

本人、「美味しいぃー！」って言ってます。
「酸っぱいぃー」の間違いか？

すごく一杯リンゴは付いてるのに、
葉っぱが枯れ枯れな一本。

農園の隣のお家の木。
この松、可愛いなぁー。欲しい。

念願の砂場！

子ども達が遊んでる間にりんごの重さを計ってもらう。
１Lb＝2ドルです。今年は少なめ9lbGETしました。

弟くん、、、泥だらけ。
セーター脱がせば良かった。。。

気が付けば夕暮れ、楽しかったねぇー！

車内から、ハイウェイ沿いの紅葉。

山の中は、緑、黄色、赤、オレンジっと色とりどりで、今週末、モントランブラン等に行った方は、キレイだっただろうなぁー。ウチは、人混み嫌いなJMなので、紅葉時期のモントランブランは、もう、6年以上行ってないわ。まぁ、近所でも十分、キレイなんですけどね。上のハイウェイからの写真は、モントリオール近くなので、街中は、もう少し、来週くらいにキレイに色付くかなぁ。

それにしても、この日も20℃近くまで気温は上がり、暖かく、天気も良い3連休。あと1日、楽しむぞーーー！

October 10, 2015

結婚5周年、『SHINJI』へ行って来ました！

以前（2015年1月31日の日記参照）、このブログでも触れた2014年2月頃にGriffintownに新しく出来た日本食レストラン『SHINJI』へやっとこさ行って参りました。10月10日は私達の結婚記念日で、なんと今年で5周年！特に何も予定は立ててなかったんだけど、子無しで夜出れる機会を頂いたので、お祝いと言う事で、夜の外食をヒッサビサにして参りました。

結婚記念日にもらった花束？！from 家の庭。
キレイだけどね、JM的だわ。

りんご狩りやJardin Botaniqueの日記を先に更新してしまったけど、連休初日の土曜日は、お兄ちゃんの日本語センター後、JM実家に子ども達を預け、JMと２人でデート、、、？をゆっくりしてるヒマはございませんで、子どもナシで自由に素早く移動できるこの機会に、日用品の買出しに出たり、子ども達の雪用スノースーツを買いに行ったり（どんなの買ったかはまた次回、載せまーす）。ゴタゴタ、色々やる事はたんまりありまして、あっという間に夜。

「shinji」近くのお肉屋さん、
『Boucherie Grinder』　

『SHINJI』へは、3日くらい前にHPからオンラインで予約を入れておきました。便利だねー。電話しなくても夜中でもオンラインで予約出来ちゃう時代だよ。18時半ー19時半は、すでに満席だったので、少し早めの18時15分の予約で。

お肉がぶら下がってるよー。ショーウィンドーになってて素敵。
ここの肉、私の好きなPlateauにある『Le Hachoir』と提携してる。
＠『Boucherie Grinder』

ウチからGriffintownは、近く、車で5分程。飲んだら車置いて帰ってくればエエやと珍しく車で行きました。18時に出て少し時間があったので、レストランの周りをプラプラ物色。Griffintown、色々可愛いレストランやブティックが出来てるのは知ってたけど、じっくりショッピングとかカフェに来た事があまりなく、未知の世界。今年の夏、もっと来れば良かったなぁー。この辺は、アンティークのお店も多いです。

それにしてもGriffintownとLittle Burgundy地区の明確な区別が付いてない私。一体どーちがうの？！

さて、レストラン『SHINJI』について、写真と共にご紹介。（写真は、ほぼSHINJIのFacebookから拝借しております。）

レストランに入ると2セクションに分かれていて、上の写真の
コチラ側が、BAR。夜7時頃から人が集って来て立ち飲み＆お喋りな人
も大勢いてパーティー会場的な盛り上がりを見せておりました。

こちらが、隣のセクション。ゆっくり座ってお食事をする人用？かな。
インテリア・デザインも凝ってます。

反対側より。ウチらの席は、少し暗かったので、
お料理の写真は撮らず。

Nakano Shuzo Indigo Wind Junmai Sparkling Sake

食前酒として、スパークリング酒。
美味しいけど甘いデザート酒感覚。ちょっとお高いかなぁー。
普通の熱燗でも良かったかも（ビールも飲んだけど）。

私が、「おまかせコース4種」を頼み、JMがアラカルトで4品。６種のコース（デザート付）もあったけど、食べ切れなさそうなので4種にしたけど女性なら十分な量でした。『おまかせ』は、オマール海老のエキスたっぷり＆シーフードのスープ、下の写真のまぐろ版みたいなの一皿、お寿司盛り合わせ、銀ダラの西京焼。

JMの頼んだ、スズキ。グレープフルーツの酸味の強いソースで
お魚の味が若干、見つけ辛い。私は、自分のマグロの方が好きだったかな。

JMのThon Wasabi。好き！わさびの味はあんまりしない。
マグロの周りがちょっとだけカラッとコロッケの様に揚げてある。

私の銀ダラ。味噌クリームが、まろやかで美味い！

JMが、海藻サラダ、海老の天ぷら、上の写真のスズキ、わさびマグロ。これに付出のコロッケみたいなのと、一番上のスパークリング酒、ビール1杯いただきました。美味しかったです。近所にあれば、チラっと寄って、１、2品食べて、さっと飲んで、帰る事も出来そう。

なんと行っても、お値段がお高くない！激安ではないけど、HPのメニュのお値段を見てもらえば分かるけど、６種コースが75＄、私の4種コースが60ドル、一皿12-18ドルで、なかなか良いコスパです。オープン当初は、人気で予約を取るのも大変って聞いたけど、そろそろ落ち着いて来た様子。まだ行った事のない人は一度お試しあれ！

お家に帰ってからは、２人で久々にゆっくりと映画鑑賞。ジブリの「かぐや姫の物語」を観ました。ちょっと気に入ったので、映画の事もまた、後日書きまーす。

October 09, 2015

『拍手コメント』くれた方、ごめんなさい＆ブログとは

ちょっとさっき、ブログ設定を変更しようか（結局してない）と思って、設定事項等を確認していたら、、、私のブログ記事の下に、

「拍手」

って、あるやないですか。

まぁ、これ、記事読んでオモロかったなって人が、ポチっとしてくれるんやろなっと言う認識はあったんですが、この機能には、なんと、短いメッセージが残せる機能も付いておる！！！！

気付きませんでしたぁーーーーーー。

メッセージ残してくれてる方達がいて、ずーーーーーっと無視してたよぉ！すんません。

で、質問系な方に、返信しようとしたんだけど、これ、、、、どうやって返信するんやろうか？って話ですわ。返信機能なし（私が見つけられんだけ？）。

返信欲しい方、記事下の「コメント」って所に記入して頂ければ、返信コメント、出来る限り書きます。もしくは、ブログ上に表示されたくないようであれば、同じ記事下の「

m-68_91656」って所からメッセージが送れるようになってるので、ココからお願いします（このメッセージもチェックしてなかったんだけどね、最近は、ちゃんとチェックしてますよー。）。

実は、私のブログ、本来はHPの一部の日記コーナーで、このLivedoorブログを始める前は、違うブログサービスみたいなんを使って日記書いてたんですわ。いつのまにやらLivedoorに統合され、HPは面倒臭くなって閉鎖。Livedoor日記だけ残したんだけど、使い方を未だに把握してない私、、、

元々は、（人に見られてもエエ）自分への個人日記のような形だったからコメント等も友達からのみだったのが、こんなしょーもないブログでも、妊娠日記を書き出した辺りから、参考にしてくれてる読者の方も増えた様で、見ず知らずの方から連絡を頂くようになった。なんだかネット社会って凄いよねー。

最近では、Twitter とかFBとか多種多様。上手く利用すれば良い情報交換の場になりエエのだろうが、炎上やら誹謗中傷やらも人気ブロガーや有名人の方はある様で、大変ですな。このブログで、誹謗中傷を受けた事はないけど、他のニュースコメントなんかに自分のコメントを載せると、アカの他人から頭ごなしに、汚い言葉で全否定されると、気にする必要等ないのだろうが、アレは慣れないとショック大きいですよね。

芸能人とかではない一般人なんだけど人気ブロガーさんでそういう被害に合ってる人は、ホンマ大変やなぁー、可哀想やなぁー。「文句書くなら見んかったらエエのに」とか、書き込む人は暇人やなぁー。っとつくづく感じます。

そして、宣伝コメント系、
「ブログ見ました。楽しそうですね。私のブログも見てみてくださーい。」みたいな奴。

絶対、私の記事読んでないし、興味ないよね？このコメントやたらめったら誰にでも送ってるよね？みたいな奴。その宣伝コメ主のブログがアフィリエイトしてるとか、何かの勧誘、商売目的ブログならまだ、鬱陶しいけど目的も分かるけど、なんの関連性もないただのブログ主から来る事もあり、、、

あれ、なんなのかね？ブログのアクセス数を増やしたいの？アクセス数が増えるとなんかエエ事あるんかね？お金でも貰えるんですか？

ブログ主が、「ブログ見てくれて、ありがとうございます。」ってのも、言いたくなる気持ちも分からんでもないけど、勧誘・商売目的じゃなければ、別に見てくれんでもエエよね。

いやいや、ホント、アクセス数を気にしてる人って他のブログ見てると（ヒマな時は、オモロいブログ探ししてる私）かなりいるんやけど、アクセス数が伸びたり、ブログランキングで1位とかなると何かエエ事あるんですかいな？ボーナスとかもらえるのん？私が知らんだけー？！

かくいう、私も下のロゴ「モントリオール情報」やら諸々、これ「ブログ村」ってとこのランキングサイトなんやけど、ここ数年使ってます。私の場合、ランキング1位になりたいんじゃなくて、同じトピックで日記を書いてる人のオモロいブログ探しの為に利用してるのと、私のブログを読んでる人にも「ブログ村の似た様なネタのブログ読んでみてぇー」っていう宣伝です。自分が登録してると、その周囲のブログもチェクするしねー。でも、このランキング、何を基準に？ってくらい、変な時にグーーーッと順位が上がったり下がったりする。

あとね、会員メンバーにならな「いいね！」とか「コメント」載せれないブログサイトとかSNSサイト。むっちゃ共感するのに、選挙権がなく、1票投じれない感じ。ちょっと悔しいよね。最近、Twitterが気になる（遅いって？）んやけど、自ら発信はしなさそうやし、、、手出さん方がエエんやろなぁー。

とりあえず、「拍手コメント」これからは、チェックするよーん。

October 08, 2015

日本の美容室と海外の美容室の違い

今日も髪ネタです。

前回の続き「日本と海外の美容師・美容室の違い」について。

昔の日記「モントリオールの美容室（2014年9月2日）」でも、海外の美容室でのあるある的な事書いてるので、こちらもご参考に。今日は、以前書いた、内容以外の事をご紹介。

ちなみに、海外のお話は、おもにモントリオールでの事がメインです。まぁ、欧米諸国だと共通点は多々あると思います。

欧米では、多分、だいたい、

ー美容学校へ行く（1年くらい）

ーアシスタント（1年MAXくらい）

ースタイリスト・デビュー

これ、一般的な例だと思います。もっと早くスタイリストデビューする人もいます。国、地域に寄っては、美容学校行かない人もいます。

ー練習？！

練習？？？してるのかなぁ。とーーーーっても個人差が大きいです。学校終わっても１人でモクモク練習する人、アシスタントやりながら、先輩に色々聞きながら、自分からモデル連れて来たり、色々チャレンジしてみたり、勉強＆練習する人。でも、学校、サロン勤務以外、なぁーんもせん人もいます。

通常業務が終わってから練習なんてあり得ないかも。。。練習したい人は、ヒマな日、時間帯に、ヒマな先輩見つけて教えてもらったり、自主練したり。研修はタマにあるけど、希望者のみ。なので、向上心ある人、野心家はどんどん伸びるし、活躍の場を広げて行くし、そのチャンスも与えられる。

ー個人プレー

日本に比べると、美容師は、個人プレーな割合が高い。アシスタントを使う人もいれば、使わない人もいる。シャンプーからブローまで全て１人でやる美容師も多い。忙しい時は、カラー塗布等、アシスタントや手の空いてる人が手伝ったりするけど、あまりに担当者が変わると客としては、「何人にチップやらなアカンのぉー？！」ってなりそう。

朝の出勤時間も終了時間もバラバラ。美容師は、自分の勤務時間内の客が終わったら勝手に帰る。朝のミーティングや営業終了後のお掃除等ない。各自、自分の持ち場周りを掃除するくらい。（ウチは、月一サロン・ミーティングがある）。

—シャンプー

人に寄って、濡らすだけの人やら上手な人やらさまざま。ウチのサロンには、シャンプーとマッサージのマニュアルが一応あるが、段々自己流になって行く人多。日本の美容室のシャンプー・テクは凄いよね！誰か、モントリオールに来られる美容師さんorアシスタントさんいたらして欲しいし、学びたい！

ちなみにウチのサロンのシャンプー台は、ベッドの様に真っすぐ横に寝転がれるので、とってもシャンプーがしやすい。背中にお水がーーーなんて事は、滅多にないし、シャンプーする方も客もラクな体勢。カラーのトナー等をシャンプー台で塗布して少し待っててもらう時は、空いてる時だと、そこでゴロンと寝たままリラックスしてもらう事もできるしナイス。モントリオールでも日本でもこんなシャンプー台、見た事ない（多分、手作り）けど、椅子の部分をベッドにするだけなんで設置も簡単そう。これ、流行らんのかなーっ？！

ーヘアカラー

正直、カナダの勝ちな気がする。日本人に関しては日本の方が、日本人の求める色を提供してくれるかもしれないが、こっちのカラーの面白い所は、地毛が黒以外にも茶色、赤、ブロンドと多種多様な事。毛質も色々、楽しい。ブロンドの人はブロンドにコダワリのある人が多い。その微妙なブロンド具合をどうミックスさせるか、ブロンド見慣れないと難しい。カラーリストにとっては、欧米サロンは、色々挑戦でき、楽しいと思います。ちなみに、欧米では、カラーレベルは１－１０。オキシと言っても通じない。Peroxideかdeveloper（もしくは商品名）って言う人がモントリオール周辺では多いです。オキシの強さは％ではなく、Vol(ボリューム)で表し、５vol、10vol、20vol、30vol、40vol等がある。

ーブローについて、
ロールブラシで、しっかりスタイリングするのを求められる。アイロン等、使わず、ブローだけでスタイリングしてって方も多い。クリスマス前とか、パーティースタイルなブローご希望なマダム達が増加し、手＆腕、疲れるわ。

ー客層について、

日本では、美容師との会話が嫌、緊張する人、会話を楽しむより技術のある上手い美容師を求める客が少なからずいる。女性の担当者が良い、とか男性に担当されるのは嫌とか担当者の性別を気にする人、結構いない？！

カナダでは、会話重視。楽しい社交の場を求めて来ている人が多い。担当者の性別を指定する人は滅多にいない（ムスリム系のスカーフ巻いてる女性は、もちろん女性希望で、他の客に髪を見られないよう、隠れて施術する事を希望するが）。ちなみに、カナダの美容室の男性美容師は、90％くらいの高確率でゲイです。

ーサロン内でのナンパ

これは、モントリオールだけかもしれないが、特に女性スタッフから「あのお客さん、むっちゃセクシーやん！デートに誘っちゃった。」って話はよく聞く。その関係が長続きしとるのかは、知らんが、さすが、ケベック女性、積極的やわ、強いわ。

ーゴティックファッションやメイクの子のが意外と真面目。
普通のナチュラル系で可愛いスタッフより、一風変わったドギツイ、メイクやファッションの子の方が、真面目で、仕事が細やかな事が多々ある。コダワリやさんな所があるからかな？

ーお給料など
サロンに寄るだろうけど、コミッション制で働いてる人が多い。モントリオール（カナダ）だと売上の40％前後が平均ではなかろうか。時給の人や、サロン内の1チェアだけを借りる、レンタルチェアなんかの人もいる。

ー勤務体系、
日本と同様月曜休みなサロンが多い。日曜、月曜休みが多。週5働く美容師は少数派で、美容室勤務だと、「週4、1日10時間勤務＝週４０時間労働」の人が恐らく多い。

ー福利厚生、
小さい個人経営サロン等は、あるんやろか？良いとは言えんと思う。バケーションは、勤務年数にも寄るが、年に2回、2週間づつくらいバケーション取る人が多い。

こんなもんかしら？他に何か知りたいことありますやろか？もしくは、上に書いた事で「いやぁー、ウチは、全然、そんなんちゃうでー。」って人いたら、教えて下さい。ま、今後、オモロいサロンネタ出て来たら、チョコチョコご紹介しまーす。

October 07, 2015

秋、子ども、10月からマイナンバー開始

9月は夏日が多く、暖かい日が続いたので、油断してたら、いきなり来ましたね、秋！やっぱり10℃切ると寒いですね。季節の変わり目、まんまと喉がやられて、またまたガラガラ、カスカス声です。こども達も鼻タレてたり、夜中に咳込んだり。風邪をこじらせないように気を付けたいものです。

メープルの葉っぱが真っ赤だよ！

弟くんは、お外に行く時は、帽子を被りたがり、サンダルを履きたがる。麦わら帽子は終了で、代わりに冬用の帽子でご満足な様子。お兄ちゃんは、自転車で保育所に行きたがるけど、最近は、お手てが冷たくなる。ん？手袋がない。子ども用の手袋、冬用ブーツ、コートそろそろ、また買わないとダメだ。

子ども達もジャケット必須。

子どもと自分の衣替え終了。
靴も秋用ブーツを出しました。

＜お兄ちゃん、4歳3ヶ月＞

ー運筆（なぞり書き）
上手になってきた。ひらがなの練習帳とかやりたがる。まだ、自力では書けないけどね。

ー完璧主義的なのか、塗り絵ではみ出ると自分にキレる。

ー大人の歯磨き粉デビュー
ある時、突然、大人用のを使いたがり、昔は「辛いー！」と言って嫌がってたのに、今は、大丈夫みたい。１人でクチュクチュ歯磨きもする（大人が仕上げ磨きをする時もあるが、しない時も有）。

ー服の脱ぎ着が１人でできる。
大体、全部、ズボン、上着、靴下、パンツ、靴の脱ぎ着が１人でスムーズにできてるかな。タマに、ボタンやチャックで手こずったり、頭がツッかえたりしてもがいてるけど。

ー最近、お腹と背中がガサガサなので、こまめにお風呂上がりにクリームを塗る様にしたら治まってきた。（JMは、塗ってくれないのよねー）

イベントで似顔絵を書いて貰った。
やっぱりお目目が、アジア人の特徴、切れ長です。

＜弟くん2歳3ヶ月＞

言葉は、まだまだ単語単語で、ふにゃふにゃ何しゃべってるかよー分からんです。ブログに書いてない単語もいっぱい喋ってるけど、書き切れん。。。

「あるー！」「ないー！」
横断歩道を渡る時、「車いる？」って聞くと、「あるー！」「ないー！」って答えてくれる。
お菓子の袋の中を覗いて、「（お菓子）あるー！」「ないー！」っと教えてくれる。

そー言えば、単語は、かなり出て来てるけど、人の名前をまだハッキリ言えない。ママ、パパは言えるけど、自分の名前は分かってるけど言えない。お兄ちゃんの名前もちょっと違う発音になっとる。

ー保育所に行く時、ベビーカーに乗らず、ベビーカーの横を持って一緒に歩きたがる。

ーお肉をけっこう食べてくれる様になった。が、野菜はまだ。
ーお皿の上に自分の食べたくない物が乗ってると嫌がる（これはお兄ちゃんも）

ー塗り絵をさすと、兄とは違い豪快に線等気にせずグルグル紙いっぱいにお絵描き（ま、まだ2歳やしね）。

ーイヤイヤ期だが、そこまで手こずらないと感じていたが、最近、少しずつ、イヤイヤの主張が増して来た気がする。。。嫌な予感が、当らないで欲しい。

髪がびよーーーーん。伸び放題。切らしてくれん。
我が道を行く、弟くん。

最後に、タイトルにした「１０月からマイナンバー開始」について、

日本でもとうとう本格的にマイナンバー開始だそうな。アメリカでもカナダでもSSN、SINと長期滞在する時は、もらう物、というか、ないと困る＆何もできないので、海外在住者には、欲しい物で、「トラブルに巻込まれる」っていうマイナスイメージはないのだが。

まぁー、最初はね、何事も不安だし、トラブルもあるやろうし、始めたものの、「これどうするの？あれどうするの？こんな場合は？あんな場合は？」っと色々準備不足やら問題は生じるやろうね。すでに、詐欺事件等も発生してるようやし、注意事項等は、チェックすべし。だけど、マイナンバー他人に知られたからと言って、即被害に合う事は稀やろう（マイナンバーカードは、基本、外に持ち歩いちゃダメよ。）。個人情報漏洩とか言ったら、すでに、スマホやSNS使ってる時点でハッカー等に狙われたらお仕舞いであり、、、

ちなみに、『日本に住民票のない海外在住者には、マイナンバー届かないよ！』

私は、マイナンバーにも基本、賛成。ないよりあった方が良い。借金大国日本ですからね。脱税対策等には、有効でしょうし、国はこれから絞り取れる所からは、ガンガン取って行くはず。安保デモより、少子化対策、子どもが育てやすい環境を作る事、国民の血税を公共授業等の名目で私利私欲の為、使いまくる官僚や政治家等に目を光らせる事のが大切な気がする。「ギリシャには日本はならん」とか言うけど、、、時間の問題な気も。。。

あ、また話飛んだねー。飛んだ次いでに、

安倍さんが、国連総会で、、シリア難民問題への質問に対し、
「そして今回の難民に対する対応の問題であります。これはまさに国際社会で連携して取り組まなければならない課題であろうと思います。人口問題として申し上げれば、我々は移民を受け入れる前に、女性の活躍であり、高齢者の活躍であり、出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手があるということでもあります。同時に、この難民の問題においては、日本は日本としての責任を果たしていきたいと考えております。それはまさに難民を生み出す土壌そのものを変えていくために、日本としては貢献をしていきたいと考えております」と発言。

いやいやいや、国内の人口問題には、今、触れんでエエんちゃうん？「移民と難民をごっちゃにしてる。」って言われても仕方がない。。。安倍さん、ホンマ話が下手過ぎる！！！どーして、こーも政治家って人は、頭がいいのに、常識がない、ヘンテコ発言する人が多いんでしょうか。

新しい、メトロ車両通過中。ピッカピカ、
中は工事中？！

今回のシリア難民問題が、ネット上に上がった時、世界中のニュース、SNSで波打ち際で亡くなってる男の子の写真が出回りました。私、正直、マトモに見れなかった。ニュースの内容も読まなかった。その姿が、ウチの弟くんにそっくりだから。あんな格好よくするんです。でも、その数日間は、ネット上には、どのページを開いてもその写真が登場し、凄く凄く辛かった。

難民として自国を出て来る人の辛さはもちろん、彼らを受け入れ切れない周辺諸国の事情も分かる。あぁー、辛過ぎる。。。書いてたら、思い出して、また涙出そうや。比較的平和な豊かな時代の日本に生まれて感謝です。そして、今も、それ程、不自由でないカナダで生活できて、子どもも元気で感謝です。

弟くん、歩きたがる。

October 06, 2015

秋、ハンティング　2015

最近、ワーホリや美容師関連の記事を立て続けに投稿しました。なぜかと言うと、時間があったから。カナダ個人移民申請が完了した時も、移民申請手続きの事を誰かのアドバイスになればと思い、ずーっとずーーっと書きたいと思っていたのだが、なんやかんやとバタバタしてしまい、気が付いたら、移民申請方法や審査基準も私の時代とは変わってしまい。。。「もう、書いても参考になんねーな。」っと書かず終いになってますし。

よくね、ビザや移民申請について「人に聞いてばっかりはダメ。自分で調べろ。」って教えてくれない人いますが、もちろん、自分でも調べるべきです。でもね、人に聞く事も大事だと私は思うんです。何事にも裏技みたいなんが存在しますし、ポイントやコツなんか教えてもらえる人がいると、より一層スピーディーに有利な状況で物事は進むと思うんです。

教えて教えてばっかりで、自分で努力しない人は、「お前、ウゼーよッ！」って思われても仕方ないので、お願いの仕方、他力本願はほどほどに、ですけどね。

あ、また、話がずれた。

そう、なんでそんな昔話を書く時間ができたかというと、9月後半くらいからJMが10日間ほど、またまたハンティングに出てたから。夜、時間ができたんですね。週末は、JM母に子ども達預かってもらったり。寒くなってきたので、あんまり外出はしなかったけど、お家で、まったり。１人だと、なぜか夜更かししてしまう。毎晩、夜中1時過ぎくらいまで、日本のお笑い番組みてガハガハ笑ったり、むーーーーーーっちゃ楽しい日々でした。時間ができたけど、そのせいで逆に寝不足の日々でしたが、、、

ハンティングの話等、興味ない方が、ほとんどでしょーが、あるマイナーな方々は興味あるようなので、今年のハンティングの事、書いときます。

2015年度、ムース（ヘラジカ）・ハンティング

今年の収穫は、ゼロ！！！！

去年に引き続き、収穫なし！

今回、６人で行ったらしく、ムースを2匹獲っても良いそうで、獲れたらすぐ、早ければ２、３日で帰ってくると言っていた。なかなか帰ってこないので、1匹は獲れたけど、2匹目狙ってるのかな？っと予想していたのだが、ゼロですよ。

毎回の事ですが、携帯電話なんぞ、電波の飛んでない地域です。今年のハンティング・スポットは、去年の小型飛行機で移動するような遠くではなく、モントリオールから５、６時間行った森の中。途中までは車で行き、森の中の道路がない場所は、車を乗り換えて、何て言うの？山道でも走れる車、それで森の中のシャレー（小屋）行く。

もう、多額の費用をつぎ込んで、ハンティングなんぞ止めたら？って私なんかは思うのですが、「男のロマンだぁーーーー！」っと譲りません。「今回の敗因は、一緒に行った仲間の準備不足だ。」っと。JMの言い訳は、

今回の同行者は、シャレーの持ち主75歳の高齢のお爺ちゃん。その息子、45歳くらいの男性(B)
。と、さらにその息子、１５歳くらいの少年。JM、JM父、JM父の近所の友達（C）の６人。75歳のお爺ちゃんは、ハンティングをするわけではなく、シャレーの持ち主なので、まぁ、様子見に付いて来た感じ。が、お爺ちゃん、かなりのヘビースモーカー＆アル中並みにずーーーーっとビールを飲んでいたそう。

ハンティング準備って色々あるんですが、人間匂がしてはもちろんダメで、ハンティングの前は、洋服なんかを全て専用の匂いが落ちる洗剤で洗うわけです。そんな中、お爺ちゃんは、シャレーに着いたとたん、タバコを吸い出したそうな。

JM、JM父、Cは、「オイオイ、タバコ部屋ん中で吸うなぁー！服に匂いつくー！」っと初っぱなから注意。注意してからは、ちゃんと部屋の中では禁煙してくれたそうなんですが、ずーーーーっとお爺ちゃん、ビール飲んでるそうな。夜中目が覚めると、トイレに行く感覚でビール飲んでるそうな、、、立派なアル中やん。

で、その息子45歳（B）は本物のアル中らしく、アルコール一切禁止。ノンアルコール・ビールを持参。でも、隣でお爺ちゃんが普通のビールぐびぐび飲んでるってどーなんでしょうね。ちょっと怖いよね。いつ、その人が、やっぱり飲んじゃえって飲んで、理性がぶっ飛んだりしたら、、、

それだけでも、「そのメンバー大丈夫かいな？！」って思うんですが、JM曰く、

ー彼らのシャレーは、ボロボロ。なんのメンテナンスもされてない。他にもハンティング・シャレーがポツポツある地区だが、一番、ボロかった。（お湯出るシャワーは、今回はあったらしい）

ーBが、なんの用意もしてなかった。ハンティングって準備が大変で、事前に森の中にムースが来るのを待ち伏せする隠れ蓑みたいなんを作ったり、人間が歩きやすい様にトレイル（道）を作ったりせなアカンのだが、それをこのBは、何にも用意してなかった上に、Bは、他のハンターが作ったトレイルに無許可で勝手に入って行ったり、ハンターとしては、マナー違反を犯しちゃうなんちゃってハンターやった。

場所的には、ムースは少なく、狼とクマが多かったらしいが、ちゃんと準備をしている周りのハンター達は、ムースを獲れたらしく、獲れなかったのはJM達だけで後悔しまくり。B家族のその性格、事前に見抜けんかったんか？！って私は思うけどね。

でも、今回、他のハンターと仲良くなり、あるとっても素敵なシャレーを見つけた様子。そこは、目の前に川が流れ、ハンティング以外にも釣りも楽しめ、建物もしっかりメインテナンスしている様子で、「あっこなら、YUKIも子どもも一緒に行けるで！」っとなんと、買いたいらしい。そのシャレーの持ち主は、今は使ってないらしいのだが、売りに出てるかは、不明。帰って早速、「電話してみる！」っと意気込んでます。

森の中のお家価格、興味ある人少ないでしょうが、森ん中ですら高くなってるらしいっすよ。現在では、森ん中に新しいシャレーを立てる事は、認められておらず、シャレーが欲しい人は、今あるシャレーを買わなければならないらしい。数年前、JMの友達が森（土地）を買って、メープルシロップ作りをしていると昔の日記で書いた事があるが、彼は、森を50,000ドルくらいで買ったらしい。これ、かなりの破格で、普通は、倍の100,000ドルはするらしい。ハンティングできるシャレーだと、150,000以上でプラス色々他にも払わんならんもんがあるらしく、、、森、、、森買うお金あるんやったら、他の事に使おぉーやぁーっ！（ま、購入はJM一家の共同出資だけどね）

October 03, 2015

日本のお菓子祭りby Fous Desserts

いつの間にやら10月ですね。久々にモントリオールの事、書きまーす。先日、Fous DessertsというLaurier駅近くにあるお菓子屋さんでお茶してきました。

Fous Desserts
Saveurs du Japon

このお店、小さなお店なので、いつもは、パンやらケーキ、お茶っ葉等を買って帰るだけで、店内でお茶する事は滅多にないんですが、素敵なイベントをやっていたので、友達とゆっくりお茶してきました。

“Kabuki” （抹茶とあずきのチョコレートケーキ）とお抹茶
頂きましたー！

どんなイベントかと言うと『'Afternoon Tea' Saveurs du Japon』と題し、きな粉、わさび、抹茶、ほうじ茶、小豆などの日本素材を使ったデザートを9月25日から3週間、楽しめると言うもの。

他の3種のケーキをテイクアウト
Saint-Honore au Kinako(上):きな粉のシュークリーム
Edamame（左）：枝豆のムース
Wasabi（右）：わさびのムース

このイベント、去年もやってたんだけど、去年は行ったのが遅くて、すでに売切れ終了してたのよね。なので、今年は、早めに行って参りました。今年も材料がなくなり次第終了らしいので、興味のある方は、お早めにぃー！

テイクアウトしたケーキを笑顔で見守る弟くん。
「どれ食べようかなぁー」

ココのお菓子は、甘さ控えめで日本人好みだと思います。この日本デザート祭り（勝手に私がネーミング）は、日本人パティシエのTsubasaさんと言う方が作っているそう。私達がお店でペチャクチャお喋りしてる間にもチョコチョコ日本のお客さんも来ておりました。

弟くん、指がぁーーーーー、、、
クリームでベトベト。

子どもの指でちょっと潰れてますが、Edamameの断面。
中の枝豆のクリーム、マーマレードとの相性も最高！

翌日、頂いた、Wasabi。
わさびのツンとする感じはなく、子どももパクパク食べました。
こちらも洋梨、クランベリーとの相性抜群！

お店で食べたKABUKI
一番、濃厚。でも中は、アズキなので、食べやすい。
上のチョコボールの中には、抹茶クリーム？が入っており美味い！

お店では、抹茶、煎茶、玄米茶と一緒にティーセットにも出来ます。大変、美味しゅうございました。実は、まだKinakoが冷蔵庫に眠っている。今夜のデザートに頂きまーす。

枝豆ムースを頂きまーす。
柔らかく甘いムースは食べるが枝豆は要らんらしく、
枝豆をママに差し出すお兄ちゃん。

他にも宇治抹茶アイスクリーム、ほうじ茶アイスクリーム（期間限定）、抹茶トリュフ、手作りこしあんのアンパン（ブリオッシュ）、ゴマ入りプラリネなんかもあります。ほうじ茶アイス、味見さしてもらったけど、優しい甘さの中に、ほんのり、ほうじ茶で美味しかったです。持って帰れなかったのが残念。ここのクロワッサンもお勧めです。

ローリエにある、Fous Desserts、知らない方、行った事ない方、この特別期間に是非、一度、お試しあれ。イベントやってない時の通常ケーキ＆パンも美味しいけどね。後、日本直輸入のお茶（家の日本茶が切れたら私はココに買いに行く事が多いです）も売ってます。あ、店の前、工事してて、「開いてるの？」って感じですが、営業されてますよー。

『Fous Desserts』
HP http://www.fousdesserts.com
FB https://www.facebook.com/FousDesserts/

October 02, 2015

『日本人美容師は世界で通用すると勘違いしている』by小林Ken

今回も美容師ネタ続きます（次は、地元モントリオールネタ書くね。）。タイトルなんやねん？！小林Kenって誰やねん、って思った方、まぁーまぁー、こちらのリンクを見て下さい。↓

Pool Magazine『日本人は世界で通用すると勘違いしている』by 小林Ken

よく、海外にいる日本人の間では、「日本の美容師は、やっぱり上手よね。」「日本の美容師技術は世界一よね。」なんて聞きます。海外のヘアサロンで働いて私が周りを見て感じるのは「そう？」「こっちにも上手い人おるで？そんなに飛び抜けて上手いか？」っと常日頃から感じてるわけです。

それは、「日本の美容師は、日本人の髪の事を研究しとるし、接客も日本人が心地よい日本人らしいサービスを提供してくれるので、日本人にとっては一番と感じるだけちゃうん？」っと考えていた時、、コチラのPool Magazineというサイトに出ていた、小林Kenさんの記事に出会い、そうやわ、その通り！っと感じたわけです。

（余談だが、先日、旅人美容師Jun Kuwabaraさんの事を書いたが、このJunさんの事をどこで私は知ったのだろうっと、自分でもよく覚えてなかったのだけど、どうやらこのPool Magazineのサイトからっぽい。）

『日本人美容師は世界で通用すると勘違いしている』という記事、海外で働いてみたい日本人美容師の皆さま、読んでみて下さい。すんごーーーーーく的確な事をおっしゃってます。

この著者の小林Kenさんと言う方は、どうやら、アメリカ生まれで成人してから日本に来て美容師になられた様子。そして、現在ではアメリカ、日本、アジアでのサロン経営をされており、美容以外にも、グラフィックデザイナーやらなんやらされ、多彩なお方。アメリカ人として、日本人として両方の国民性、美容業界の事も熟知しておられ、アメリカ（欧米社会も同じ様な感じ）進出考えてる方には、とてもとても参考になると思います。

搔い摘んで抜粋すると、
（青文字が抜粋部分です）

『日本では美容師さんは（長いトレーニング期間・修行があるということから）持ち前の器用さにより、世界一の技術者であると思い込んでいる方が多いように思います。実際に世界を見た事がない方に多い発想です。』
⬇️
確かに、ウチのサロンには、北米は元より南米、アフリカ、、ヨーロッパ、中近東出身のお客さんも多く来るが、日本人＆日本のファッションに憧れるアジア圏以外の人から「日本車の技術は、世界一だね！」と言う人はいても「日本の美容技術は世界一ね！」とか言う人いない。日本のサロンでシャンプーを経験した人は「シャンプー凄かった。」ってのはある。髪がゴワゴワ剛毛多量のくせ毛の人が、縮毛矯正を経験して気に入った（気に入らない人もいる）って人の話もたまに聞く。様は、日本人っぽい髪質の人で、日本人好みの仕上がりを求めてる外国人にはウケるが、それ以外の人にはそうでもない。

『それにしてもあれだけ長いトレーニングを日本で重ねて、世界では通用しないのは何故でしょう？』

・英語ができない上に声は小さい。
・ハッキリ物事を言えない。
・自信がない。
・外国人に対応する技術が全くない。
・マニュアル的過ぎる。（臨機応変ができない、応用がきかない）

⬇️

そうなの。昔、日本のサロンの受付をやってた時、アシスタント＆ジュニアスタイリストの子を見てても思ったんだけど、2年も3年もアシスタントやって、寝る間、休みを削って練習も重ね、技術的にはすでに十分なのに自信のない子が多かった。その自信の無さがお客さんに伝わるのか、そういう人は、カットだけ見れば完璧なのに、なぜかクレームやお直しが来る事が多かった。自信のなさがお客さんを不安にさせるんやと思う。

そこで、現地の言葉がペラペラでない場合、イマイチ説得力のない日本人が技術だけ見せて「日本人美容師の技術は世界一だ」っと思ってもらえるだろうか？無理である。前にも書いたが、客的には、話上手でちょっと下手な美容師と話は全然弾まへん、無愛想だが、ソコソコ上手い美容師なら、絶対、話面白くて下手な美容師のが人気であり、集客率（お金儲けが出来る）がエエのだ。

『日本人美容師が逆に得意なことは何でしょう？』

▶床はき
▶掃除
▶洗い物
▶準備物の用意
▶時間厳守

日本人美容師さんはアシスタントにビッタリなのです。

「優秀なアシスタント」は所詮アシスタントであり、「都合のいい人」で終わりがち。逆らうことがあまり得意としない人であれば尚更。皆さんきっちり過ぎるのです。もっとリラックスして、細かすぎない方がこちらでは上手くやっていけると思います。（わかりずらいとは思いますが、「言いたいことを言う」とはちょっと違うニュアンスです。）

⬇️

もうね、もうね、もうね、これ、美容師だけじゃなく、多分、どの業界にも当てはまる事やと思います。海外に出て来た日本人は、アシスタント業に陥りやすい。だって、周りが掃除せんかったり、準備してなかったら、気が付く日本人がやってしまいますもんね。でも、海外で成功するには、ユルさも必要です。且つ、海外で活躍したいと夢見る日本人は、もっと自分の目指す事に貪欲にガツガツ行くべきだとも思うんです。キッチリ過ぎず、細か過ぎず、臨機応変に。「言いたい事を言う」とはニュアンスが違うってのも分かるなぁー。なんて言うんだろう、自分を上手く演出するというか、アピールすると言うか、まぁ、使われやすい存在になりやすいんで、気を付けるべきです。

『私は一番気になるのは語学力です。世界の公用語は英語です。英語でのコミュニケーションをとれないでどうやってカウンセリングをするのですか？

私はネイティブなのでちょっとしたニュアンスも理解できます。
※それは多分日本にいる外国人は、外国人の髪に慣れてない日本人美容師さんに一度失敗されたことがあるから（もしくは周囲にそういう噂を先に耳にしているから）最初からとても慎重なんだと思います。』

『美容師さんの仕事は「髪を切ったリ、カラーする」技術職だから言葉は、そんなにできなくてもイイよね。』なんて言う人がいます。確かに誰かに通訳してもらい、ロボットの様に言われたままに施術する事もできますが、上に書いた様にそれを毎回していると、美容師とコミュニケーションを取れないお客さんは、リピートしてくれないし、不安に感じ、クレームに繋がったりする可能性が増します。

英語だけなら良いですが、私のいるモントリオールなんて、カナダ国内だけど、公用語はフランス語のみ。英語は、サービスとしては話すけど、別に話さなくても良いという州なので、基本、フランス語でなければ、国からチェックが入った時に注意を受けます。確かに、日本の美容室やフランスの美容室に行って、英語で接客されたらイヤですよね。（語学を伸ばすコツについては、過去記事ご覧下さい。）

日本人が外国の美容室に行くのを怖がる様に、外国の人も日本で「失敗された。希望通り仕上がらなかった。」っと外国人も日本の美容室へ行くのが怖いと言う話はよく聞く話です。

『あ、そうでした。アメリカ人と結婚するのが一番手っ取り早いですwww』

海外で働けるビザ・永住権をとるには、やはりその国の人と結婚するのがまぁまぁ確実かな？！まぁまぁ、というのは１００％ではないから。よく分かってない人いるんですが、就労ビザをとるにも雇用主のサポートがいる様に、結婚しても自動的に永住権が得れるわけではないですからねッ！！現地の外国人と結婚する事によって、配偶者が、貴方をサポートする事により、永住権が申請出来きるのです。

つまり配偶者が、貴方の保証人になりますよって事です。なので、結婚相手が現地の外国人だったら誰でも良いって事じゃないんです。結婚相手が、学生で稼ぎのない人だったり、生活保護を受けてる人だったりすると、その人が、結婚したからと言って、外国人の永住権サポートするのは、難しいでしょう。

どこの国も申請方法、似たり寄ったりだと思うけど、結婚によるビザ・永住権申請、結構、面倒臭いですよ。個人的に永住権申請する時は、自分の証明だけで良いけど、結婚になると両者の証明がいるし、ちゃんと交際していた証明（写真や手紙）等の提出も必要だし、カナダだと、昔は、半年程、長くても1年以内には取れると言われていたけど、最近は、2年程かかるとも言われてるし、、、

あ、話が、移民申請にズレましたね。

なんだか、「海外で美容師するの大変やでー」みたいな内容になってしまいましたが、もっともっと日本の美容師さんが、海外進出をするのを私は応援したいのです。美容以外に色々大変な事、手続きがあるけど、是非是非、海外で働いてみたい人、夢に向ってGO！！！

次回の髪ネタは、実際の海外（カナダ）の美容室の様子と日本との違いに付いて、もうちょっと具体的に書いてみようと思ってます。

October 02, 2015

美容師として海外で働くには２.　就労ビザ

昨日の続き（2015年10月1日の日記参照）、「日本で美容師やってる人は、どうやったら海外の美容室で働けるの？」って話をします。

海外で美容師として働くのに問題となるのが、

１．就労ビザ（その国で働ける資格の取得）
２. 言葉

である。

まず、就労ビザ。海外で外国人が働く場合、その国で「働いてもエエよぉー」って言うビザ（査証）がいる。しかし、昨日の日記でも書いたが、だいたいドコの国も美容師という職業に対して簡単には、就労ビザを出してはくれない。なぜなら、その国にとって外国人を雇ってまで必要とする職業ではないから。美容師など、自国民で賄えるので、外国人にビザを出してまで働いてもらう必要はないわけである。

じゃぁ、どうしたら美容師でも就労ビザがでるか？

他国の美容師より日本人が誇れるもの（注：世界の人は、日本人美容師技術が、特段高いとは思っていない）。それは、日本人である事、日本語が出来る事。そう、日本人の美容師を必要としている日系ヘアサロンで、就労ビザのスポンサーになってもらうのが、一番、手っ取り早いんじゃないか思う。

日系美容室であれば、縮毛矯正やらデジタルパーマ等、欧米諸国等だと、通常あまり知られてない各種色んなパーマや施術ができる日本人美容師が必要であり、雇用主から、「ウチのサロンは、そういった現地の美容師では出来ない、施術を求めるお客さんが多く、日系も多いので日本語のできる、日本からの美容師が欲しい。」と主張しやすい。普通の洋食レストランのシェフではなく、日本人であれば、寿司職人に就労ビザが出やすいのと同じ感じ。

実際、私のいるカナダでも、日系が多く住むバンクーバーやトロントでの「日本人美容師募集。ビザサポート有。」の求人もあるし、美容師専門の斡旋業者等もある様子。私の勝手な印象だが、カナダやオーストラリア等の日本人が多く住む大都市だと、ワーホリ制度もあり、ワーホリ中に実際に日系サロンで経験を積み、その後、ビザサポートをしてもらい就労ビザで数年勤務、その後、永住権申請も、そんなに難しくはなさそう。

フランスやイギリスは、他の職種でもそうだが、就労ビザや永住権取得はハードルが高そう。現地で働く日本人美容師はワーホリ等の短期滞在者か、すでに永住権を何らかの方法で取得済みの方の様に思う。アメリカも難しそうだが、N.Y. 等では、日本人美容師さんも多いし、日系美容室も多くある。彼らは何ビザで滞在しているのだろう。

よく聞くのが、学生ビザやインターンとしてアメリカ入国し、その後、サロンにスポンサーになってもらい就労ビザを申請。コノ場合、通常のビジネスマンが取得するH系ビザではなく、アーティストビザと言われるOビザを取得する人が多いらしい。

他には、Lビザ：企業内転勤者、駐在用と言われるもので、日本の美容室の分店や提携がある店であれば取得できる。これかな？最近は、日本、N.Y.世界各国に支店がある日系美容室も増えて来ているので、このビザの人、多い気がする。

まぁ、どのビザを申請するにしろ、その国に、「この人ただの美容師ちゃいまっせ、こんな事もできる、あんな事もできる、凄い美容師なんでっせ」とアピールする証明書類をお国に見せねばならんので、日本にいる間に、サロン内で活躍するのはもちろんの事、日本国内、世界舞台におけるコンペや賞、雑誌、映画等の仕事は、チャンスがあればどんどんして、実績を残しておくべきだろう（怠け者ヘタレな私が何を大口叩くって感じだが、、、）。

海外で美容師と言ってもアジア、アフリカ、西欧、東欧、北米、南米、南半球と世界は広いわけで、その国、州（地域）によって事情は変わってくる。注意したいのが、日本同様、その国に美容師の国家資格の様なものがあれば、その資格が必要になる。私はカナダしか知らんので、カナダに関しては、基本、資格なくても働ける。美容学校卒業資格や州の美容師資格等持っていれば、プラスにはなる事もあるが、小さい個人美容室等、「私、美容学校行った事ないよ。アシスタントから初めてサロンで修行した。」みたいなんは、ゴロゴロいる。

でも、これ完全に合法なのかどうかが、美容師やってる今でも、正直、私、知らんのよね。ただ、今まで、「美容学校行ってない、州の資格持ってないのに美容師やってた。」って理由で罰せられた人の話を聞いた事がない。

私は一応、国のディプロマもらえる美容学校を卒業し、州の資格も持っている。この州の資格というのは、国の役人がサロン訪問し、美容学校で教わる様なプロブラムをサロン内のベテラン・スタイリストとジュニアスタイリスト（またはアシスタント）でペアになり、教える側、教わる側になり、テキストに沿って、通常のサロン業務の間にこなすと言うもの。

これ、かなり美味しいプログラムで終了すると２０００ドルだか３０００ドルだか国からもらえるのだ。資格までくれてお金くれるなんて、ケベック州（カナダ）太っ腹！（ただし、課税対象なので、確定申告時、返さなアカンので、コレ、もらった人は、返す分は、先に避けておこう。）

正直、厳しい先輩が教育係になったら大変（勉強になる？）だが、大抵、みんな、ナーナーでやってるので。「ん、パーマの実地？パーマしたい人なんておらんよな。モデル見つからんよな？マネキンの頭でやって、やった事にしておこう。」とか、かなりテキトウである。

ちなみに、この資格はカナダ全土、北米全土でも使える資格への切替（手続き、試験等有）もできる。今、書いてて我ながら、アメリカでの美容師免許は州に寄って違い、面倒臭そうなので、なんかの時の為に、取っておこうかなぁ。

そうそう、就労ビザ以外にもアメリカは、この美容師資格の取得もいるらしい。これが、カナダの用にユルい物なのか、持ってないとバレるとかなりヤバいものなのか、分からんが、N.Y.で美容師を目指す人は、インターンやりながら、この美容資格とる為に美容学校とかに通うのだろうか。お金も時間もかかりそうやなぁー。カナダ、比較的簡単でっせ。「世界の最先端、N.Y.で働きたいんやー！」というヤル気バリバリの方でなく、のんびり海外で美容師やりたい方は、カナダお勧めかも。

美容資格って、日本人はちゃんとみんな持ってるのかな？昔、国家資格持ってなかった有名カリスマ美容師がニュースになった事あったけど、意外と裏では、ちょこちょこ持ってない街の美容師とかいたりして？！私ちゃんと学校行ったけど、証明書とか見せた事ないもんね。失くしたら、、、カナダ、テキトウな国やし、「あなたの記録ないわよ」とか言って再発行とかしてくれなさそう。ちゃんと保管しとこ。

なんか、海外で働きたい美容師さんへのアドバイスではなく、海外で働いてる日本人美容師さんに対する疑問になってしまった。すみませんね、大してお役に立てないブログで、、、

あ、もうイッコ、ビザのスポンサーになってくれる日系サロン見つけるのが早道！って書いたけど、これは、最低でも５、６年、日本の美容室で経験を積んだ美容師さんに対しての方法ね。

よく、美容学生、高校生、中学生から、「将来、海外で美容師したいんですが、、、」という質問ももらうんだけど、これは、貴方の希望が、美容師したいのが、優先なのか、海外で暮らしたい・移住したい方が優先なのかにもよる。

美容師優先なら、現在、美容師さんの人へのアドバイスと同じく、日本の美容学校卒業後、６・７年日本の美容室での経験を積み、海外のサロンでのスポンサー探し。

海外移住が目的であれば、急がば回れ作戦をお勧めする。海外、特に欧米はスンゴイ学歴社会である。学歴なければ、ロクな仕事にもつけないし、ビザの取得も難しい。日本では美容学校に進学するのではなく、世界中どこいっても就労ビザや永住ビザを申請しやすそうな、大学レベル、もしくは大学院レベルの勉強をしよう。

我ながら、凄く短絡的な考えであるが、将来、美容師もしたいのではれば、化学系を専攻しておくと、ヘアカラ—等の理論が薬剤ベースから学問的に理解できエエんじゃないかとも思う。私が現在１７歳ぐらいなら、ちょっとやってみたいもの。美容師としてだけじゃなく、カラー剤、毛髪剤、シャンプー、整髪剤等を作る化粧品会社の研究者として就職等もできるわけで、仕事の選択の幅も広がる。できれば、大学から海外の大学で勉強し卒業すると、そのまま海外での就職もしやすいし、永住権もとりやすい。現在、美容師目指す10代の子に「大学で理系勉強しよ！」ッと言っても、ピントこないかもしれないが、、、まぁ、まぁ、オバハンの意見です。

また、長くなってもーた。次は、現地で働く際の、言葉の問題、実際の海外（カナダ）の美容室の様子やら、日本との違い、そして、『日本人美容師は世界で通用すると勘違いしている』って事を書こうと思います。

October 01, 2015

美容師として海外で働くには１. 私の場合、海外の美容学校

今日、寒かったですね、モントリオール。風がキツいのなんの、着込んで出たのにそれでも寒かったです。ベビーカー押してると手が冷たくなるので、すでに手袋なんぞしてしまった。気温は10℃ちょいだったのかな。赤いメープルの葉っぱが落ちてました、、、秋だ。秋の次は、、、あぁーーーー、考えるのはよそう。

最近、子どもネタ、地元ネタ、書いてないなぁ。まぁ、色々チョコチョコあるんですが、話が中途半端でまとまらなさそうなので、昨夜の続き、『美容師として海外で働くには』を書いてみようと思います。美容師以外、興味ない話やのぉー。

でも、これ、私が美容師やってるってこのブログでちょこちょこ書き出してから、チョコチョコ質問が来るんですよ。「将来、海外で美容師したいんですが、、、」って。なんで、私が、知ってる、見聞きした、または経験上のお話で、お役に立てればと書いておきます。（テキトウな事、嘘や古い情報かもしれないので、信じる信じないは自己責任で、手続き関係等は、自分で調べてね）。

最初に、私が、海外で美容師になった経緯を書いておきます。ちょっと日本の美容師さんが海外へ出る場合と、アプローチの仕方が違うので、あまり参考にはならないと思いますが、海外の現状と言う点で軽く読み流してもらえれば、、、『美容師として海外で働くには２』で、日本の美容師さんが海外に来る場合に付いても書こうと思ってます。

私は、モントリオールで美容師やってますが、日本の美容学校行って、美容国家試験を受け、日本で美容師やってた美容師ではありません。日本では全く畑違いの別職種で働いておりました。20歳もとうに過ぎたある日、

「モントリオールの人のファッション、髪型好きやなぁ。」ッと思い、

→「美容専門学校でも行ってみるか？行けるのか？」っと思いつく、

→「お？日本の美容学校より学費安い。おまけに、留学生（当時は移民ではなかった）の学費って大学でもどこの学校でも現地学生の倍とかするに、私の見つけた学校は、そんなに変わらない。後で知ったけど、現地の人にはお値段の高い比較的裕福層が行く学校だった。それでも、現地学生だと政府からの支援金制度等があり安くなるんやけどね。

→実は特殊メイクかネイルのコースの方が興味あったのだが、スタート時期が希望時期とズレていたのと、ネイルはエステのコースに入っておりマッサージ等もしなアカンのでマッサージには興味なかったので却下。髪にも昔から興味があったので、美容師専門学校に行く事に決定。

と、言う事で、私は現地（海外）の美容師専門学校に行って、美容師になりました。

そんな情報役に立たんわぁーーーーーッ！っと言われそうだが、

当時、私はカナダの永住権等持っていない、ただの外国人留学生だったので、美容学校を卒業したからと言って、美容師としてカナダで働けるという訳ではない。昨日の日記（2015年9月30日の日記参照）で書いた様に、外国人が海外で働くには「就労ビザ」を取得せねばならん。昨日の日記を読んでもらえれば分かるが、美容師としての経験ゼロの私に、美容学校を卒業しただけで、美容師として就労ビザを出してくれるだろうか？

答えは、完全にNOである。

まず、カナダ政府（HRSDC）が、カナダ人美容師が山ほどいる中で、ワザワザ美容師経験ゼロの外国人の就労ビザ申請を認めないし、例え私が、日本でキャリアもバリバリある美容師であっても、普通の現地の美容室オーナーが外国人を雇う際のビザ申請の仕方等、知ってる人など、ほぼいないだろうし、「面倒臭い。じゃ、要らんわ。」っと断られるだろう。

実は私は学校を卒業したら申請出来る、プラクティカルビザ（専門学校等を卒業後ある一定期間働けるビザ）の取得を狙っていた。が、ノンキな私は、そのビザについてしっかり調べておらず、卒業間際に、美容師コースは対象外である事が判明、、、1年程、プラクティカルビザで働いて、実績を作って、サロンオーナーにビザサポートでもしてもらおうと目論んでおったのに、、、無念。しかし、現実問題、例え、この就労ビザを取得し１、２年、美容室で働いたとしても、美容師として外国人が就労ビザを取得するのはかなり難しいと後々分かった。

それはやはり、美容師という職業は、カナダ（私がいたのはケベック州）にとって、そないに外国人まで雇う必要がなく、どんなにサロンオーナーが、「この人、欲しい。ウチの店には必要やぁー。」言うてくれても、国が、承認してくれなかったり、ビザが出たとしても短期間であったり、むっちゃビザ発給まで待たされたりと、、、なかなか難しい様である。

私の場合、美容学校在学中にケベック政府から「移民興味ありませんか？貴方がケベック移民できるかオンラインでチェックしてみよう！」みたいなメールが来たので、「え？私、移民できる資格あるんかいな？」っと軽い気持ちでやったら、なんやかんや、カナダ歴が長くなってきたからか、「ケベック移民できまっせ。」っとのオンライン診断が出た。変なはなし、就労ビザは無理そうだが、移民（永住権申請）はできそう（前職とカナダの美容学校行ったのもポイントにつながった）。一旦、日本に帰って「ケベック移民申請」をする事にした。

実際、プラクティカル・ビザの取得を見込んでこちらの美容室でアシスタントをする予定で、研修等に数日出向いていたのだが、結局、ビザが出ない事が判明し、その美容室には、ゴメンナサイして帰国した。それから、2年弱。私は、移民申請を日本から申請してたので、基本、日本で働きながら、たまに、モントリオ—ルに戻ってフランス語もほぼゼロだったので、語学学校に通ってみたり、海外旅行プラッっと行ってみたり、移民申請書類を集め初めてからモントリオールに移民として帰ってくるのに、トータルで2年弱かかった。

モントリオールに帰ってきてから1ヶ月後、新しいアパートを決め、家の近所をプラプラ歩いていると、何と、2年前、ビザが取得出来ずに働けなくなった同じ美容室がアシスタント募集の張り紙をドアに貼っていた。履歴書等持ってなかったが、思わず、飛び込んでみた。美容業界、スタッフの入れ替わりは激しいが、当時面接等を担当していた数人のベテランスタイリストの人達が覚えていてくれて、アシスタントとして、働ける事に！我ながら、移民後、即、来社件数、1件で仕事ゲットできたのは、とってもラッキーだし、今でもずーーーーっとその美容室で働き、私の人生で一番長い間在籍している職場となってるので、運命やね。

美容室での仕事は、働ける権利さえもっていれば、職探しはさほど難しくない。でも2年前は、その働けるビザがなくて、「働いて欲しい」という店があっても、働けなかった。自国にいると、仕事をする権利も、滞在する権利も学校行く権利も当たり前の事なので、その有難さに気付かないが、一歩外国に出ると、ひとつひとつに許可がいる。現在、私は、日本、カナダ国内であれば、住む所も仕事選びも自由である。それだけで有難いと感じる。話がズレた、、、

実は、移民申請中、日本にいる間、日本のそこそこ大手チェーン店の美容室で受付をしていた事がある。「日本の美容資格も取ろうかなぁ」と思い、調べたら、まず国家資格を受けるのに、日本の美容学校（2年？）を卒業せなアカン、もしくは、通信が3年？とかなんかで、国家資格実地してるセンターかなんかに直接問い合わせた事がある。「海外の美容学校の単位を同じ様な教科の場合、振替できないのか？」っと。日本の美容学校のパンフレットも数校取り寄せ、授業内容等もチェックすると、カナダと被ってる部分も多々あるので、振替可能であれば、1年くらいで済むんじゃないの？！と思ったのだが、ま、見事に「無理です」との回答頂きました。

カナダの美容学校でも17,18歳に混じって授業を受け、見た目は童顔に見えるアジア人だけど、実年齢がバレた時の同級生達の反応は引いておった。日本の美容学校なんぞ行ったら、完全に浮いてしまったやろか。カナダでは、私より上のオバちゃんも居たけど、日本の美容学校にも若い子に混じって、オッサン、オバさんもいるんやろか。

美容室の受付で働いたのは、たまたま仕事の募集があったのと、「日本の美容資格とろうかどうか迷ってる」と言ったら、「じゃ、客ではなく、働く側として日本の美容室を見てみれば？」っと採用担当者に言われ、受付として採用してもらったから。結果、ケベック移民申請中（1年以内には移民申請完了しそう）やのに、時間とお金をかけて今更、美容学校に行くのに2年も日本におれんとの思いと、「日本の美容室で私が働く事は、多分一生ないやろうー。」っと思ったから。

大変ですなぁー！日本の美容師さん、凄い！！！！
あんな過酷な労働条件、ホンマ、私の様なヘタレには、無理です。
（これに付いては、また、今度、もちっと触れます）

さて、次回は、いよいよ、「美容師として海外で働くには２.」で、じゃぁ、日本で美容師やってる人はどうやったら海外の美容室で働けるの？って話と、実際の海外の美容室の様子、労働環境、日本との違いなんかを書いて行こうと思いまーす。

・英語ができない上に声は小さい。 ・ハッキリ物事を言えない。 ・自信がない。 ・外国人に対応する技術が全くない。 ・マニュアル的過ぎる。（臨機応変ができない、応用がきかない）

▶床はき ▶掃除 ▶洗い物 ▶準備物の用意 ▶時間厳守

日本人美容師さんはアシスタントにビッタリなのです。

・英語ができない上に声は小さい。
・ハッキリ物事を言えない。
・自信がない。
・外国人に対応する技術が全くない。
・マニュアル的過ぎる。（臨機応変ができない、応用がきかない）

▶床はき
▶掃除
▶洗い物
▶準備物の用意
▶時間厳守