ケベックの育休制度の事は、1人目妊娠の日記(2011年1月5日「妊娠14週目 ケベックの育児休暇」の日記参照)に書いたと思うのだが、今回は、出産前に取る産休についてちょっと触れてみたいと思う。と、その前に、まずは、今週の体調について、
<妊娠18週目>
・すぐに、むちゃくちゃ疲れる。
・体がダルく感じる。
・耳が塞がる(水中に入った感じになる)。
特に1時間以上、立ちっぱなしで仕事をしていると。
・足がむくむ(特に仕事後、)
・足が吊る。(特に夜。)
・たまに頭痛。
夜更かしした時とか。と、言っても夜11時前。
・(ツワリは治まったが)お腹いっぱい食べたら(と言っても、そこまで大量ではない)、張ると言うか、苦しく、動きづらく、気持ち悪くなる。
・腹は減るので、チマチマちょこちょこ食べてる。
・むちゃくちゃ腹が出て来た。
・体重が妊娠前より4キロ以上、すでに増えてそう。
・やたらに眠い。
1日8時間睡眠じゃ足りない。10時間は寝たい。
・微妙ぉーーーーーに、胎動っぽい物を、夜、横になってジッとしていると薄らと感じる。が、まだ確信はない程度。
<ケベックの産休:Preventative Leave/Preventive withdrawalについて>
ではでは、今回は、ケベックの出産前にとる産休について紹介したいと思う。普通、ケベックの育児休暇制度(Quebec Parental Insurance Plan=QPIP)では、出産予定日の早くても16週前からしかスタートできない。
が、中には、妊娠初期の3ヶ月とか、20週くらいで消える(会社を辞めるではなく産・育休として)同僚もいた。私の場合、過去2回とも、出産予定日の3週間前くらいまで働いていたので、「何やろ?ドクターにSick leave(病気休暇)でも出してもらったんかな。」っと、自分が妊娠初期から産休を取ろうと思った事がなかったので、深く考えた事がなかったのだが、今回、それに直面する出来事があったので、ちょっと日記に書いておこうと思った。
今回、私は、妊娠初期(6週)辺りから酷い悪阻で寝込んでおり、仕事を2ヶ月程休んだ。その間、「Sick Leave取ろうか?」とチラッと思ったが、フラフラになりながらもSick Leaveについて調べたら「給料の50%程しか支給されない。」と知り、その為に、「わざわざ正式な診断書(有料)をドクターに出してもらって、申請手続きするのは、面倒臭い&そんな事する余力があったら働けるわぃ!」っと感じ、何もしなかった。
しかし、前2回の妊娠時より悪阻がヒドいので、最初の産婦人科医との診断の時に「じゃぁ、CSSTも出しといた方が良いかもね。」と言われ、CSSTの診断をお願いした。CSSTとは、Commission de la sante et de la securite du travailの事で、労働基準監督署の様な所と言えばよいのか、、、?
例えば、妊婦がココの PMSD ( Pour une maternite sans danger) の申請用紙に自分の職務内容や条件、体調を記入し提出すると、その人に適した妊娠中の働き方(1日/週何時間労働が可能か、休憩時間の取り方、避けるべき仕事内容等)を提案し、返信してくれる。で、労働者も雇う側の会社もこのCSSTの指示に従わないないとならない。
実は、今回、私はこのCSSTに申請した「PMSD」の回答を1月後半には貰っていた。その指示書のコピーを自分の職場と最寄りの指示されたCSSTオフィス(1人目の時は、産婦人科から勝手送ってくれた記憶があるのだが、、、)に送付しないと行けないのだが、なんせ、悪阻で伏せっていた私は「まぁ、仕事復帰してから、後でエエや。」と指示書の内容もロクに見ないまま、放っておいた。
そして、3月、元気になり、仕事復帰し、CSSTの事等、すっかり忘れていた私に、たある日、マネージャーから「そーいえば、YUKI、CSST出した?」と言われ、思い出し、提出する事になったのだが、このCSSTの指示書と言うのは、申請用紙は、英語版もあり、英語で記入したものの、返答は、全てフランス語。
ウチの本社はトロントにあり、そっちの担当者に送付せねばならんのだが、担当者はフランス語がイマイチなので、マネージャーが、事前にチェック。その時、マネージャーがまさかの一言、「あら?!Yuki、仕事出来るの後、4週間だけやね。」っと。
一瞬「え?」っとなる私。
一応、チラっと私も指示書に目を通し、JMにも確認してもらったのだが、大体、1人目の時と同じだと思ったのだが、若干、勤務可能時間等が、妊娠週数に寄って違ったのか、
「22週目までは、4−6時間の連続した立ち仕事が可能。」
「22週以降から4時間までの連続した立ち仕事が可能。」
となっていた。が、「まぁ、休憩挟んだらエエんちゃう?!」っと気楽に考えていたのだが、マネージャー曰く、「休憩挟んでは無理。1日、4時間勤務(6時間以下)の社員を雇う事はできないので、22週以降は、産休に入ってもらう事になる。」っと。
おぉおおおおおおーーーーーー!想定外の展開!
1人目の時は、そんな事言われなかったので、多分、出産直前まで1日6時間勤務可能な指示内容になっていたのだろう。すでに、ここ最近、来店したリピーターの顧客に対して「7月一杯までは最低でも働くから。次は、そのくらいにおいで。」っと伝えたばかりなのに、、、
2ヶ月もお休みしたばっかりなのに、4週間後には、また、仕事なし子のヒマ子になるのぉーーーー?!
そう言えば、私より1ヶ月くらい先に妊娠した同僚がいたのだが、先月、産休で去ったばかりだ。彼女も妊娠初期の数週間、悪阻が酷かったのか仕事をお休みしており、仕事復帰してからは、かなり時間を短縮して働いていた。私は元々パートタイム勤務だけど、彼女は、フルタイムで週40時間から半分くらいに時間数を減らし働いており、オマケに時給ではなくコミッション制で働いていたので、お給料的にはかなり減ったに違いない。
が、しかし、このCSSTの指示により、労働時間が制限され、大幅に給料が下がった場合(詳しい事は調べてないので知らんが)差額が支給されるらしい。で、彼女も22週くらいで先月、仕事をストップし、産休に入った。恐らく今回の私と同じ状況だったのだろう。
この様にCSSTの指示通りに働けない(違う部署等で働く等の方法もない)場合、Preventive WithdrawalとかPreventative Leaveと言われ、早めに産休に入る事ができる。
それにしても、このCSSTのウェブページもほぼフランス語で、英語のページも少しはあるが、詳しい事は「仏語のページ参照」っとなっており、私のフランス語力では、理解の度合いが怪しい、、、英語でケベックの産休についてググった所(テキトウに調べただけなので間違ってるかもしれないが)、どうやら、
Preventive Withdrawalで産休に入った場合、
産休に入ってから最初の5日間は、会社から100%の給料が支払われ、
残りの14日間は、90%が支払われる、
その後の支払いは、CSSTが引き継ぎ、出産予定日の4週間前まで、90%支払われる、らしい。
(CSSTの「For a Safe Maternity Experience program」参照)
マネージャーからは、「でも、YUKI、お給料はCSSTから支払われるから大丈夫よ!」と、彼女的には、「妊婦で身重なんだから、お手当もらって、ゆっくり休んだら良いじゃない!」っと思ったのだろうが、私的には、「妊娠22週から職なしになったら、何して、出産まで過ごせば良いのだろう???ヒマちゃうーーーーーー?!」っと。。。
それに、お給料が90%出ると言っても、net income(恐らく前年度の平均額の)の90%であり、チップ収入が換算されない私にとっては、かなりの減額になる。収入減るのに、自由な時間だけ増えて、ショッピングしたり、お茶やランチと、無駄使いをする事間違いなし。
そもそも、現在すでに時間を短縮してるので収入はすでに減っており、お金の問題よりも、完全に仕事をゼロにしてしまうと、ダラダラした生活になりそうだ。「アカン、どうしよう、自由な時間が増えると考えたら嬉しいが、上手く使いこなす自信がないー!」っと困惑してる私に、マネージャーが、
「あ、でも、今ならまだ本社にCSST送ってないから、働き続けたいなら、CSSTを申請しなかった事にできるわよ。」っと言われ、少し考える時間を貰ってその日は帰宅した。
自分の中では、仕事を続けたい気持ちで固まっていたのだが、一応、JMにも確認して見ようと思ったのだ。私が、仕事を辞めた方が、育児、家事等をもっと出来るし、その方が、彼にとって良いのかどうか。そしたら、
「働けるなら続けなよー。どーせ稼ぎはそんなないんだから(、、、確かにね)。仕事辞めても、家事・育児、絶対そんな完璧にできないでしょ?お茶の時間が増えるだけでしょ?」っと。。。さすが、、、良く分かってらっしゃる!私も我ながら同感!!!
と、言う事で、CSSTは、今回は使わない事に決定。って、また、体調悪くなって仕事できないって事にならぬ様に、出産まで順調に行くと祈りたい。


<妊娠18週目>
・すぐに、むちゃくちゃ疲れる。
・体がダルく感じる。
・耳が塞がる(水中に入った感じになる)。
特に1時間以上、立ちっぱなしで仕事をしていると。
・足がむくむ(特に仕事後、)
・足が吊る。(特に夜。)
・たまに頭痛。
夜更かしした時とか。と、言っても夜11時前。
・(ツワリは治まったが)お腹いっぱい食べたら(と言っても、そこまで大量ではない)、張ると言うか、苦しく、動きづらく、気持ち悪くなる。
・腹は減るので、チマチマちょこちょこ食べてる。
・むちゃくちゃ腹が出て来た。
・体重が妊娠前より4キロ以上、すでに増えてそう。
・やたらに眠い。
1日8時間睡眠じゃ足りない。10時間は寝たい。
・微妙ぉーーーーーに、胎動っぽい物を、夜、横になってジッとしていると薄らと感じる。が、まだ確信はない程度。
<ケベックの産休:Preventative Leave/Preventive withdrawalについて>
ではでは、今回は、ケベックの出産前にとる産休について紹介したいと思う。普通、ケベックの育児休暇制度(Quebec Parental Insurance Plan=QPIP)では、出産予定日の早くても16週前からしかスタートできない。
が、中には、妊娠初期の3ヶ月とか、20週くらいで消える(会社を辞めるではなく産・育休として)同僚もいた。私の場合、過去2回とも、出産予定日の3週間前くらいまで働いていたので、「何やろ?ドクターにSick leave(病気休暇)でも出してもらったんかな。」っと、自分が妊娠初期から産休を取ろうと思った事がなかったので、深く考えた事がなかったのだが、今回、それに直面する出来事があったので、ちょっと日記に書いておこうと思った。
今回、私は、妊娠初期(6週)辺りから酷い悪阻で寝込んでおり、仕事を2ヶ月程休んだ。その間、「Sick Leave取ろうか?」とチラッと思ったが、フラフラになりながらもSick Leaveについて調べたら「給料の50%程しか支給されない。」と知り、その為に、「わざわざ正式な診断書(有料)をドクターに出してもらって、申請手続きするのは、面倒臭い&そんな事する余力があったら働けるわぃ!」っと感じ、何もしなかった。
しかし、前2回の妊娠時より悪阻がヒドいので、最初の産婦人科医との診断の時に「じゃぁ、CSSTも出しといた方が良いかもね。」と言われ、CSSTの診断をお願いした。CSSTとは、Commission de la sante et de la securite du travailの事で、労働基準監督署の様な所と言えばよいのか、、、?
例えば、妊婦がココの PMSD ( Pour une maternite sans danger) の申請用紙に自分の職務内容や条件、体調を記入し提出すると、その人に適した妊娠中の働き方(1日/週何時間労働が可能か、休憩時間の取り方、避けるべき仕事内容等)を提案し、返信してくれる。で、労働者も雇う側の会社もこのCSSTの指示に従わないないとならない。
実は、今回、私はこのCSSTに申請した「PMSD」の回答を1月後半には貰っていた。その指示書のコピーを自分の職場と最寄りの指示されたCSSTオフィス(1人目の時は、産婦人科から勝手送ってくれた記憶があるのだが、、、)に送付しないと行けないのだが、なんせ、悪阻で伏せっていた私は「まぁ、仕事復帰してから、後でエエや。」と指示書の内容もロクに見ないまま、放っておいた。
そして、3月、元気になり、仕事復帰し、CSSTの事等、すっかり忘れていた私に、たある日、マネージャーから「そーいえば、YUKI、CSST出した?」と言われ、思い出し、提出する事になったのだが、このCSSTの指示書と言うのは、申請用紙は、英語版もあり、英語で記入したものの、返答は、全てフランス語。
ウチの本社はトロントにあり、そっちの担当者に送付せねばならんのだが、担当者はフランス語がイマイチなので、マネージャーが、事前にチェック。その時、マネージャーがまさかの一言、「あら?!Yuki、仕事出来るの後、4週間だけやね。」っと。
一瞬「え?」っとなる私。
一応、チラっと私も指示書に目を通し、JMにも確認してもらったのだが、大体、1人目の時と同じだと思ったのだが、若干、勤務可能時間等が、妊娠週数に寄って違ったのか、
「22週目までは、4−6時間の連続した立ち仕事が可能。」
「22週以降から4時間までの連続した立ち仕事が可能。」
となっていた。が、「まぁ、休憩挟んだらエエんちゃう?!」っと気楽に考えていたのだが、マネージャー曰く、「休憩挟んでは無理。1日、4時間勤務(6時間以下)の社員を雇う事はできないので、22週以降は、産休に入ってもらう事になる。」っと。
おぉおおおおおおーーーーーー!想定外の展開!
1人目の時は、そんな事言われなかったので、多分、出産直前まで1日6時間勤務可能な指示内容になっていたのだろう。すでに、ここ最近、来店したリピーターの顧客に対して「7月一杯までは最低でも働くから。次は、そのくらいにおいで。」っと伝えたばかりなのに、、、
2ヶ月もお休みしたばっかりなのに、4週間後には、また、仕事なし子のヒマ子になるのぉーーーー?!
そう言えば、私より1ヶ月くらい先に妊娠した同僚がいたのだが、先月、産休で去ったばかりだ。彼女も妊娠初期の数週間、悪阻が酷かったのか仕事をお休みしており、仕事復帰してからは、かなり時間を短縮して働いていた。私は元々パートタイム勤務だけど、彼女は、フルタイムで週40時間から半分くらいに時間数を減らし働いており、オマケに時給ではなくコミッション制で働いていたので、お給料的にはかなり減ったに違いない。
が、しかし、このCSSTの指示により、労働時間が制限され、大幅に給料が下がった場合(詳しい事は調べてないので知らんが)差額が支給されるらしい。で、彼女も22週くらいで先月、仕事をストップし、産休に入った。恐らく今回の私と同じ状況だったのだろう。
この様にCSSTの指示通りに働けない(違う部署等で働く等の方法もない)場合、Preventive WithdrawalとかPreventative Leaveと言われ、早めに産休に入る事ができる。
それにしても、このCSSTのウェブページもほぼフランス語で、英語のページも少しはあるが、詳しい事は「仏語のページ参照」っとなっており、私のフランス語力では、理解の度合いが怪しい、、、英語でケベックの産休についてググった所(テキトウに調べただけなので間違ってるかもしれないが)、どうやら、
Preventive Withdrawalで産休に入った場合、
産休に入ってから最初の5日間は、会社から100%の給料が支払われ、
残りの14日間は、90%が支払われる、
その後の支払いは、CSSTが引き継ぎ、出産予定日の4週間前まで、90%支払われる、らしい。
(CSSTの「For a Safe Maternity Experience program」参照)
マネージャーからは、「でも、YUKI、お給料はCSSTから支払われるから大丈夫よ!」と、彼女的には、「妊婦で身重なんだから、お手当もらって、ゆっくり休んだら良いじゃない!」っと思ったのだろうが、私的には、「妊娠22週から職なしになったら、何して、出産まで過ごせば良いのだろう???ヒマちゃうーーーーーー?!」っと。。。
それに、お給料が90%出ると言っても、net income(恐らく前年度の平均額の)の90%であり、チップ収入が換算されない私にとっては、かなりの減額になる。収入減るのに、自由な時間だけ増えて、ショッピングしたり、お茶やランチと、無駄使いをする事間違いなし。
そもそも、現在すでに時間を短縮してるので収入はすでに減っており、お金の問題よりも、完全に仕事をゼロにしてしまうと、ダラダラした生活になりそうだ。「アカン、どうしよう、自由な時間が増えると考えたら嬉しいが、上手く使いこなす自信がないー!」っと困惑してる私に、マネージャーが、
「あ、でも、今ならまだ本社にCSST送ってないから、働き続けたいなら、CSSTを申請しなかった事にできるわよ。」っと言われ、少し考える時間を貰ってその日は帰宅した。
自分の中では、仕事を続けたい気持ちで固まっていたのだが、一応、JMにも確認して見ようと思ったのだ。私が、仕事を辞めた方が、育児、家事等をもっと出来るし、その方が、彼にとって良いのかどうか。そしたら、
「働けるなら続けなよー。どーせ稼ぎはそんなないんだから(、、、確かにね)。仕事辞めても、家事・育児、絶対そんな完璧にできないでしょ?お茶の時間が増えるだけでしょ?」っと。。。さすが、、、良く分かってらっしゃる!私も我ながら同感!!!
と、言う事で、CSSTは、今回は使わない事に決定。って、また、体調悪くなって仕事できないって事にならぬ様に、出産まで順調に行くと祈りたい。


