といっても、高校や大学の卒業プロムではないので、学生の一人が言い出しっぺになり、勝手に計画し開いたパーティー。今回、このプロムの発案者は、学生の中でも「タフな男」として有名な消防士のオッチャン。JMの学友同士のパーティーにお呼ばれすると、よくこのオッチャンの話題になるのだが、私は一度も会った事がない。
なんとこのオッチャン、子どもが5人おる。今の奥さんもオッチャンも再婚で、前のパートナーとの子どもも含めての合計人数なのだが、多っ!今回、初めて会ったが、見た目も渋いイケメンさんである。
JMも「3人子どもおって、パートタイムで働きながら、フルタイムで学校大変やな」っと言われるが、このオッチャンは、5人子どもおって、フルタイムで働きながら、フルタイムで学生をやったらしい。「え?どうやって?」って思うだろうが、昼間学校の時は、夜勤をするらしい。「寝る時間ないやん?!」っと思うが、消防士として暇な時に仮眠。夜勤明け、朝方ちょこっと寝て学校に来るらしい。JMより年上やし、さすが、消防士、タフガイやわ(そして、子どもと奥さんも、よー頑張ったと思う)。
参加者は、むちゃくちゃインターナショナルで、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、インド、アメリカ様々、各国からの学生達(日本人はおらんかった。黒木メイサ似の日系アメリカ人はおったが)。みんな、一度は社会人経験のある20代後半から30代だが、私はアラフォーなんで、ほとんどの人より年上。見た目もキャリアも彼らの方がずっと大人なのだが、内心、我が子の卒業を祝う親の気持ち。
このコースは、英語系とフランス語系、パートタイムとフルタイムのコースがあるのだが、すでに自分の国へ帰国した人、子どもがいて、ベビーシッターを見つけられなかった人などを除けば、ほとんどの学生が参加。
結婚式場としても使われるようながパーティー会場で、基本、立食パーティースタイル。テーブル席もちょこちょこあり、食事は、自分の好きなものだけ勝手に取って行く感じ。夜9時を過ぎると、どんどんダンスパーティーと化し、夜中の12時にプティンなどの間食系とデザートビュッフェが登場!
JMに付いてったパーティーの中で私、一番、気楽に参加できたかも。なぜかというと、皆さん、フランス語も英語も堪能なので、英語で喋っても全然、後ろめたさがない!
一応、プロムなので、みんなドレスアップし、男性は蝶ネクタイ、女性はロングドレス率高し。私は、三男連れじゃなかったので、ヒッサビサに着物を来ました。欧米の女性、パーティーにかけるドレス熱が凄いといつも感じる。正直、ドレスはともかく、それに合う、靴を持ってなかったので、着物で誤魔化す。
ダンスフロアと化した夜中頃には、女性は履いて来たヒールを脱ぎ捨て、裸足で踊りまくってはりました。そりゃ、足、痛くなりますわな。夜中のデザートも頂き、ホッコリした、午前1時前。ダブルエスプレッソを飲んでも全く効かず、すでにネムネムな私たち。まだまだ盛り上がる会場を早々と退散致しました。
パートタイムの学生さん達は、まだ1ヶ月授業が残っているそうだが、みんな1年よく頑張った。おめでとうー!
さぁー、お家掃除して、バカンスに行くぞぉーーーーー!



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