暗い話ばかりだったので、今日は、楽しい日本の旅話を。
1月31日(水)、
母と妹は、父の看病、葬儀後などの疲れでゆっくりしたいという事で、この日は、JMと2人でお出かけする事にした。正直、父の危篤を聞いた土曜の夜から眠れず、そのまま朝昼逆転の時差14時間差の日本に来てしまったので、私たちも寝不足、疲れで、目の下には2人ともガッツリクマを作っていたが、葬儀の為とは言え、せっかく日本まで来たのだからボーっとはしていられない(というか、実際は、時差ボケで早朝目が覚めてしまう)。
この日は、ここ半年前?くらいからズーーーーっと気になっていたアンティーク着物のお店『戻橋(modoribashi)』さんへ。ドクロx着物などの妖艶な写真撮影をされていたり、一般の客様向けには、なんと着物の均一500円セールを毎月ちょこちょこ開催されている。色んな意味で凄くぶっ飛んだユニークな着物屋である。
「着物ビジネスを始めたい」と先日、宣言し、次回、日本帰国の際は「ガッツリ仕入れして来よう。」っと目論んでいたのだが、今回は、父の葬儀の為の緊急帰国であり、時期的にも予算的にもビジネス用仕入れをする段取りは全くしていなかった。
葬儀の翌日ではあったが、時差ボケで早朝4時頃から目が覚めてしまい、体は私もJMも疲れてはいるが、脳が寝るモードではなく、朝の8時頃には京都の街中、祇園四条辺りのカフェでまったり。『戻橋』さんの500円セールが1月31日に開催される事は、モントリオールにいる時から知っており、まさか自分が行けるとは夢にも思っていなかったが「あれ?行けそう。それも今から、お店に向かえば、開店と同時に行けるかも?!」っと特にこの日の予定は何もなかったので向かったら、開店前に到着してしまった。
11時開店なのに、10時半頃には到着したが「開店前から行列ができている事もある。」という口コミもあったので、どのくらいの混み具合かなぁーっと店の前に来ると、2人程、すでに店前で待っている人がいる。「あれ?なんか見た事あるぞ?」っと思ったら、去年の夏、ミシサガ(トロント近郊)で開催されたジャパンフェスティバルに参加する為にカナダに来られていた着物メディアKIMONO BIJINの代表Sayumiさんが!
トロントに来られたついでに、Sayumiさんが着物関連のmeet upを企画しモントリオールにも来られ、そこで私も去年の夏の終わり頃、ちらりと会った。私はカナダから、彼女は、連れの方と東京から、なんとスーツケース3個抱えて来られていた。国を超えてのこの偶然「着物好き」という共通点が導いたのか、恐るべし「戻橋」の知名度よ。
その後、続々と私たちの後ろにも列ができ始めたが、開店まで20名も行列の人数はいなかったと思う。開店後、店内に入り、1階は通常のアンティーク着物売り場、2階にはトイレと奥に部屋があり、恐らくココで素敵な撮影をされるのであろう。3階が、今回の500円均一着物・小物セール会場となっているイベントスペース。
そう広くはない部屋内いっぱいに、所狭しと着物類が並べられている。SNSでよく、このセール会場の動画や映像を拝見していたが、やっとその場に来れるとは感激である。しかしながら、この日は、ホント偵察程度で、お買い物をする気はあまりなく、「帯締めやらの小物系か子どもの物があれば、買いたいなぁー」という気持ちでいた。
が、しかし、最初の5分くらいはコートを着てカバンを持ったまま、チラチラ物色し「うーん、あんまりお目当の物ないなぁー。普通に着物で見るか。」っと着物を見だしてから、買い物欲がフツフツグツグツ湧いて来た。15分後には、コート、カバンは、部屋の隅に放り出し、JMに荷物持ち(整理)をさせ、「500円やし。(百均のノリ)」っとドンドン気に入った物をカゴに取り、気が付けば、3時間ほど物色しておりました。
この時の持っていた現金が3万円程だったので、それ以上は絶対に使わない。とは決めていたのだが、なんと合計48点=2万4千円もお買い上げ。とは、言え、2万4千円で48点もの物が着物グッズが買えるってやっぱり凄い。こんなに買うつもりなどなく、大きいエコバック一つしか持ち合わせておらず、到底、持って帰れないほどの量。スーツケースで来たSayumiさんに「そんなに買うんですか?!」っと言っておきながら、この失態!(JMもお土産用着物やら巻物ぎょうさん買うてたけどな。巻物重し、絹重し。)
ちょうど、仕事終わりの友達が合流できると言う事で「なんか大きめの袋、あるだけ持って来て!&荷物持ち手伝って。」っと頼み込み、なんとか無事お持ち帰りができる事に。この友人は、ここ数年、帰国の度に毎回、会ってはいるが、ホンマに毎回、色々、助けてもらって、本当に感謝。あー、好きな物に囲まれている時ってホントに幸せ。お家でゴロゴロ昼寝せずに出て来て良かった。
ちなみに、持参した、大きいエコバックは途中で取っ手がバリっと千切れ、近くの商店街のザ・ローカルな化粧品店で、たまたまデッカいカバン二千円で売っており、これに移しかえたのだが、この2千円カバン、デカイし、軽いし、結構丈夫で、帰国時まで、むっちゃ役に立ちました。
五百円セール会場を後にし、1階の通常のアンティーク着物売り場も見て回ると、まぁー、ここも素敵なお着物がいぃーっぱい。ドツボなエエ感じのザ・アンティークな感じのデザインの着物が並んでおりました。お値段は、5千円くらいの物もあれば、10万ほどするものも。やはり500円セールとは違う、良い感じの品揃え。さすがに、重いし散財したので、ココでは買わなかったけど、また、別の機会にジックリみたいなぁーっと(こういう素敵なアンティークのお店で成人式の振袖なんかを揃えるのも、ちょっと周りとは違ったテイストの振袖が発見出来そうで良さそうとも感じました。)。

JMサイズ(身長180cm)の着物は見つけられなかったけど、
こんなズボンもありました。
戻橋さんを堪能した後、お腹がペコペコなので、近くの堀川商店街にあるカフェレストラン「Kyogoku Dining」へ。普通の可愛いオシャレなカフェで、お店の奥では赤ちゃん連れのママさん達がランチをしていた。ご飯もコーヒーも美味しかったのだが、ココの店員さんが、オーダーを取る時から素っ気ない感じがしたが「男性やし、こんな人もおるかな。」っと思っていたら、お会計時「別々に払う事できますか?」と聞くと「無理です。一緒に払って。」っと、むっちゃ無愛想に投げやりに言われた。
(文章でニュアンスを表現するのは難しいが)一瞬「ん?私は、今、どこにおるの?カナダ?相手はカナダ人?」と思うほど、久々にカチンとくる言い方であった。いつも帰国の度に「サービス業の方はそこまで低姿勢にならんでもエエのに、客と店員は対等な立場よ。」と考える方で、この時もカジュアルにフレンドリーに「無理なんよー。一緒に払ってな〜。」と言われたのなら気にならなかったが、ホンマに海外で、やる気のない店員が「は?無理。一緒に払ってや!」っと投げ捨てて言う感じであった。
日本語(特に関西圏)であれば、気難しいオッさんや無礼な態度の輩にもエエ切り返しができるババアになったと自負しておるのだが、このお兄さんは、もう「それ以上、話して来るなな負のオーラー」が凄かったので、そのまま出たが後味悪し。日本の接客業も変わってきているのであろうか。客の機嫌を取らんでエエ良い傾向なのだろうか?それとも、お兄さん、なんか辛い事あったんか?ご病気か?色々、想像してしまったよ。。。お料理、その他の雰囲気は良かったので、気になる方、ご近所の方、戻橋さんに行かれた帰りなど、美味しいので是非、行って見てください。
ランチ後は、パジャマを持って来るのを忘れたので、この近所のユニクロでサクっと買って、また戻橋のお店の前を通ると、買い物をし終わったSayumiさん達の姿が。ガッツリ、スーツケース分、購入されたようです。いやいや、その気持ち、むちゃくちゃ分かる!
ショッピングバッグを持って来てくれたお友達とは、その後、お別れし、私たちは一旦、お宿へ。大量の荷物を持って帰宅したら、JMが宿の鍵をなくしたっぽい。代わりの鍵はすぐに管理人に連絡後、ゲットできたものの、スペアを作らなくてはならなかったので、近所の鍵屋へ行き、その近くの居酒屋街『伏水酒蔵小路』で日本酒の利き酒セットと夕飯を食べて帰りました。
月が大きく明るいなぁーっと思っていたら、なんとスーパーブルーブラッドムーン(もう何がなんだか分からない長ったらしい用語になってるので気になる方は自分で調べて)の皆既月食だったらしい。が、ガッツリ時差ボケの私たち、月食始まる前には、スヤスヤ寝てしまいました。
日本帰国日記、続く、、、



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1月31日(水)、
母と妹は、父の看病、葬儀後などの疲れでゆっくりしたいという事で、この日は、JMと2人でお出かけする事にした。正直、父の危篤を聞いた土曜の夜から眠れず、そのまま朝昼逆転の時差14時間差の日本に来てしまったので、私たちも寝不足、疲れで、目の下には2人ともガッツリクマを作っていたが、葬儀の為とは言え、せっかく日本まで来たのだからボーっとはしていられない(というか、実際は、時差ボケで早朝目が覚めてしまう)。
この日は、ここ半年前?くらいからズーーーーっと気になっていたアンティーク着物のお店『戻橋(modoribashi)』さんへ。ドクロx着物などの妖艶な写真撮影をされていたり、一般の客様向けには、なんと着物の均一500円セールを毎月ちょこちょこ開催されている。色んな意味で凄くぶっ飛んだユニークな着物屋である。
「着物ビジネスを始めたい」と先日、宣言し、次回、日本帰国の際は「ガッツリ仕入れして来よう。」っと目論んでいたのだが、今回は、父の葬儀の為の緊急帰国であり、時期的にも予算的にもビジネス用仕入れをする段取りは全くしていなかった。
朝から四条大橋。
葬儀の翌日ではあったが、時差ボケで早朝4時頃から目が覚めてしまい、体は私もJMも疲れてはいるが、脳が寝るモードではなく、朝の8時頃には京都の街中、祇園四条辺りのカフェでまったり。『戻橋』さんの500円セールが1月31日に開催される事は、モントリオールにいる時から知っており、まさか自分が行けるとは夢にも思っていなかったが「あれ?行けそう。それも今から、お店に向かえば、開店と同時に行けるかも?!」っと特にこの日の予定は何もなかったので向かったら、開店前に到着してしまった。
11時開店なのに、10時半頃には到着したが「開店前から行列ができている事もある。」という口コミもあったので、どのくらいの混み具合かなぁーっと店の前に来ると、2人程、すでに店前で待っている人がいる。「あれ?なんか見た事あるぞ?」っと思ったら、去年の夏、ミシサガ(トロント近郊)で開催されたジャパンフェスティバルに参加する為にカナダに来られていた着物メディアKIMONO BIJINの代表Sayumiさんが!
トロントに来られたついでに、Sayumiさんが着物関連のmeet upを企画しモントリオールにも来られ、そこで私も去年の夏の終わり頃、ちらりと会った。私はカナダから、彼女は、連れの方と東京から、なんとスーツケース3個抱えて来られていた。国を超えてのこの偶然「着物好き」という共通点が導いたのか、恐るべし「戻橋」の知名度よ。
その後、続々と私たちの後ろにも列ができ始めたが、開店まで20名も行列の人数はいなかったと思う。開店後、店内に入り、1階は通常のアンティーク着物売り場、2階にはトイレと奥に部屋があり、恐らくココで素敵な撮影をされるのであろう。3階が、今回の500円均一着物・小物セール会場となっているイベントスペース。
そう広くはない部屋内いっぱいに、所狭しと着物類が並べられている。SNSでよく、このセール会場の動画や映像を拝見していたが、やっとその場に来れるとは感激である。しかしながら、この日は、ホント偵察程度で、お買い物をする気はあまりなく、「帯締めやらの小物系か子どもの物があれば、買いたいなぁー」という気持ちでいた。
が、しかし、最初の5分くらいはコートを着てカバンを持ったまま、チラチラ物色し「うーん、あんまりお目当の物ないなぁー。普通に着物で見るか。」っと着物を見だしてから、買い物欲がフツフツグツグツ湧いて来た。15分後には、コート、カバンは、部屋の隅に放り出し、JMに荷物持ち(整理)をさせ、「500円やし。(百均のノリ)」っとドンドン気に入った物をカゴに取り、気が付けば、3時間ほど物色しておりました。
この時の持っていた現金が3万円程だったので、それ以上は絶対に使わない。とは決めていたのだが、なんと合計48点=2万4千円もお買い上げ。とは、言え、2万4千円で48点もの物が着物グッズが買えるってやっぱり凄い。こんなに買うつもりなどなく、大きいエコバック一つしか持ち合わせておらず、到底、持って帰れないほどの量。スーツケースで来たSayumiさんに「そんなに買うんですか?!」っと言っておきながら、この失態!(JMもお土産用着物やら巻物ぎょうさん買うてたけどな。巻物重し、絹重し。)
ちょうど、仕事終わりの友達が合流できると言う事で「なんか大きめの袋、あるだけ持って来て!&荷物持ち手伝って。」っと頼み込み、なんとか無事お持ち帰りができる事に。この友人は、ここ数年、帰国の度に毎回、会ってはいるが、ホンマに毎回、色々、助けてもらって、本当に感謝。あー、好きな物に囲まれている時ってホントに幸せ。お家でゴロゴロ昼寝せずに出て来て良かった。
ちなみに、持参した、大きいエコバックは途中で取っ手がバリっと千切れ、近くの商店街のザ・ローカルな化粧品店で、たまたまデッカいカバン二千円で売っており、これに移しかえたのだが、この2千円カバン、デカイし、軽いし、結構丈夫で、帰国時まで、むっちゃ役に立ちました。
五百円セール会場を後にし、1階の通常のアンティーク着物売り場も見て回ると、まぁー、ここも素敵なお着物がいぃーっぱい。ドツボなエエ感じのザ・アンティークな感じのデザインの着物が並んでおりました。お値段は、5千円くらいの物もあれば、10万ほどするものも。やはり500円セールとは違う、良い感じの品揃え。さすがに、重いし散財したので、ココでは買わなかったけど、また、別の機会にジックリみたいなぁーっと(こういう素敵なアンティークのお店で成人式の振袖なんかを揃えるのも、ちょっと周りとは違ったテイストの振袖が発見出来そうで良さそうとも感じました。)。

JMサイズ(身長180cm)の着物は見つけられなかったけど、
こんなズボンもありました。
アンティーク着物店『戻橋 Modoribashi』
602-8241 京都市上京区中立売通黒門東入役人町237
FB:https://www.facebook.com/modoribashi
Twitter: https://twitter.com/modoribashi237
602-8241 京都市上京区中立売通黒門東入役人町237
FB:https://www.facebook.com/modoribashi
Twitter: https://twitter.com/modoribashi237
戻橋さんを堪能した後、お腹がペコペコなので、近くの堀川商店街にあるカフェレストラン「Kyogoku Dining」へ。普通の可愛いオシャレなカフェで、お店の奥では赤ちゃん連れのママさん達がランチをしていた。ご飯もコーヒーも美味しかったのだが、ココの店員さんが、オーダーを取る時から素っ気ない感じがしたが「男性やし、こんな人もおるかな。」っと思っていたら、お会計時「別々に払う事できますか?」と聞くと「無理です。一緒に払って。」っと、むっちゃ無愛想に投げやりに言われた。
(文章でニュアンスを表現するのは難しいが)一瞬「ん?私は、今、どこにおるの?カナダ?相手はカナダ人?」と思うほど、久々にカチンとくる言い方であった。いつも帰国の度に「サービス業の方はそこまで低姿勢にならんでもエエのに、客と店員は対等な立場よ。」と考える方で、この時もカジュアルにフレンドリーに「無理なんよー。一緒に払ってな〜。」と言われたのなら気にならなかったが、ホンマに海外で、やる気のない店員が「は?無理。一緒に払ってや!」っと投げ捨てて言う感じであった。
日本語(特に関西圏)であれば、気難しいオッさんや無礼な態度の輩にもエエ切り返しができるババアになったと自負しておるのだが、このお兄さんは、もう「それ以上、話して来るなな負のオーラー」が凄かったので、そのまま出たが後味悪し。日本の接客業も変わってきているのであろうか。客の機嫌を取らんでエエ良い傾向なのだろうか?それとも、お兄さん、なんか辛い事あったんか?ご病気か?色々、想像してしまったよ。。。お料理、その他の雰囲気は良かったので、気になる方、ご近所の方、戻橋さんに行かれた帰りなど、美味しいので是非、行って見てください。
ランチ後は、パジャマを持って来るのを忘れたので、この近所のユニクロでサクっと買って、また戻橋のお店の前を通ると、買い物をし終わったSayumiさん達の姿が。ガッツリ、スーツケース分、購入されたようです。いやいや、その気持ち、むちゃくちゃ分かる!
ショッピングバッグを持って来てくれたお友達とは、その後、お別れし、私たちは一旦、お宿へ。大量の荷物を持って帰宅したら、JMが宿の鍵をなくしたっぽい。代わりの鍵はすぐに管理人に連絡後、ゲットできたものの、スペアを作らなくてはならなかったので、近所の鍵屋へ行き、その近くの居酒屋街『伏水酒蔵小路』で日本酒の利き酒セットと夕飯を食べて帰りました。
伏見のお酒がずらーり。
17種の伏見の日本酒がチビチビ楽しめる利き酒セットを
JMと分け分けしました。
おでん(ほぼ完食)、こんにゃく(右下)、アジフライ、
焼きそば等、ちょこちょこツマム。
色んな居酒屋が店内に入っている。
17種の伏見の日本酒がチビチビ楽しめる利き酒セットを
JMと分け分けしました。
おでん(ほぼ完食)、こんにゃく(右下)、アジフライ、
焼きそば等、ちょこちょこツマム。
色んな居酒屋が店内に入っている。
月が大きく明るいなぁーっと思っていたら、なんとスーパーブルーブラッドムーン(もう何がなんだか分からない長ったらしい用語になってるので気になる方は自分で調べて)の皆既月食だったらしい。が、ガッツリ時差ボケの私たち、月食始まる前には、スヤスヤ寝てしまいました。
日本帰国日記、続く、、、



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