今年もCabane a Sucreの季節がやって来ました!英語ではSugar Shack、日本語で言うと砂糖小屋。そう、春先この時期になるとケベック(カナダ東部)の人達はメープル小屋を訪れて飲んで食っての日本で言うお花見みたいなイベントをします。
JMの家族も毎年、親戚一同集まってこの時期にはCabane a Sucreに行くんですが、私はここ2回(年)程、週末仕事の為、参加ならず。多分、今年も無理だけど、今日は、JMの友達と一緒にシュガーシャックに行ってきました。

なんと、今日のシュガーシャックは、普通のシュガーシャックとは違います。JMの友達でミルク牧場をやってるファミリーがいて、その家族が趣味でやってるシュガーシャックを訪れます。趣味の割には『普通のシュガーシャックと同じかそれより規模はデカイ。』らしいので期待大!
朝10時半にウチに集合して、私の友達1人、JMの友達1人、合計4人で出発!と思いきや、ミルク牧場の友達から電話。どうやら、昨夜の寒さでメープルの木から樹液が出てこずに凍ってるらしい。。。
ガーーーーンン。。。。
今日はキャンセルか?!っと諦めかけたけど、メープルの樹液を木から取って煮詰める作業はできないけど、メープル小屋には訪れて、そこでブランチして、ファーム見学しよう!ッと言う事になり取りあえず出発。
でも、小屋は、十分な暖房設備もないらしく寒いらしい。。。今日も天気は良いけど、風が冷たくてかなり寒い。。。かなりビビりながらも出発進行!
モントリオールから車で1時間程。だだっ広ーいド田舎。平らでなんにもない。この時期、雪も解けて白くもないので、茶色のボケた景色が一面に広がる。そこにポツポツと見える高い建物があるのがミルクファーム。
ファームに隣接した家に住んでる友達の両親のお家にまずお邪魔してご挨拶。おばちゃん、ぽってりと太っててむっちゃ可愛いねん。で、お家もすっごく可愛い。太陽サンサン降り注ぐリビングがあって窓の周りには、観葉植物やお花がいっぱい。スカイライトもあって上からもポカポカ太陽が降り注ぎ、外は強風で寒いのにお家の中にいるとポワァ〜んっと暖かくてロッキングチェアの上で昼寝がしたくなる。こんなリビングが私も欲しいよーーーー。
恐らくお家も手作りで、今も一部屋が改装中らしく床に敷く板や壁になる木材がキッチンにドドーンと置かれてて、なんとこの木も彼らが持ってる敷地内にある木を使用してるらしい。木、大好きでいつも高い値段だして買ってるJMは羨望の眼差し。
ちょっとお喋り、休憩、暖を取って、ブランチに必要な材料を持って、いざメープル小屋へ!車で公道を2、3分、森の細道に入って2、3分で到着。

本当に何もない。。。商業的なメープル小屋とは大違い。ただの本物の『ほったて小屋』です。ちゃんとしたトイレもない。簡易トイレみたいなのは離れにあるんだけど、便座らしきものが置いてあるボットン(汚そうで座れない)。下もすぐ見えるし。便座も無しで穴だけでいいのでは?もしくは囲いだけでいいのでは?ってカンジの簡単なもの。ま、トイレ近い私は2回も利用しましたけどね!
小屋の中は、これまた乱雑に物が散らかったホンマに何度も言うけど「ほったて小屋」。蒔きで火をおこす古〜いコンロがあり、これで料理開始。JMコンロを使おうと準備するけど、煙がもくもくぉ〜。燻製になってしまいそう。。。

コンロはJMにお任せして、女性3人で周囲を見学。隣の小屋にはメープルの樹液を煮詰めてメープルシロップにするエバポレーター(蒸発器)があって、今日はこれは使えないけど見せてもらった。蒸発器の中の樹液。。。凍ってる。。。やっぱ寒いのね。あぁ〜、実際に使ってみたかったなぁ〜。
何カ所かシュガーシャックには行った事あるけどここの蒸発器でかい気がする。なんと100年くらい前から使ってる物らしい。樽の中にできあがったメープルが、少しあったのでお味見。ここのメープルは商品化されてるサラサラメープルより家族の好みで甘さ控えめだけどコッテリシロップを作ってるのだそうな。

小屋の裏手にまわるとバケツをぶら下げたメープルの木に囲まれてる。この量のメープルの木を個人で所有してるってやっぱりスゴい。ミルクファーム以外にこんなに大量のメープルのお世話ができるのか?!採取したメープルは全部家族で消費できるの?!っと聞いたら家族、親戚一同200人くらいいるから「大丈夫」っと。
バケツの中を覗いてみると、木から出て来た樹液がバケツの中で凍っている。。。木に突き刺したストローの尖端も若干、固まってツララみたいになってその先から少量だけど、ポタポタと樹液が。。。その固まった樹液を溶かしてちょっと飲ましてもらったら、さっぱり甘い砂糖水みたい。甘いけどさっぱり。私、メープルシロップよりこっちのが好きかも。

油断すると後ろでボタボタぼたッ!何だ?!っと振り返ると巨大な大量のウンコを尻から出しているウシさんがいたり、シャワーの様にパワフルなオシッコをしているウシさんがいて、友達はもう少しでこのオシッコ牛の被害に会うとこやった。

そして何故か猫がウロウロいっぱいいる。皆きれいなので飼い猫かと思いきや。かってに住み付いてる猫らしい。寒さやトラクターに敷かれてかってに死んで行く猫も多いし、ネズミ駆除もしてくれるのであえて追い出してないらしく、立派に牛の隣で赤ちゃん産んで子猫育ててるママ猫もいたりする。
こんなんで衛生的にいいの?っとか思ってしまうけど、このファームは、ケベックでも有名らしく何度も表彰されてて、去年もグランプリをとっている。ミルクを作っているのでメスのホルスタインが主なんだけど、子牛や雄もいて、彼らは食用にされる事もあるらしい。子牛のお肉は美味しいけれど、、、見てしまうと食べられるのは可哀相だなぁ〜。。。

この子牛の口の中に手を突っ込まれた。子牛ちゃんは、私の手をべろべろべろぉ〜んっと吸い付く様に舐め回し。これが気持ち悪いぃ〜><!妙な感覚。子牛の舌も十分でかいけど、大人の牛の舌って巨大!そりゃ牛タンなる食べ物があるわな、っと納得。
よくテレビで見る牛の乳搾り器もあって友達に「使えるの?」ッて聞いたら、「使えるよ家族は皆、14、5歳になったら週末の朝6時には起こされて牛の乳搾りするの。」「でも最近は、夫がやってくれるから私はもうやらなくていいわ。ラッキー。」っと言っていた。やっぱり大変なのね。

JMが素手での乳搾りにチャレンジしたけど、難しそう。ちょっとしか出て来ないし、牛も「触んじゃねーよ!」ってカンジ。友達がお手本を見せてくれると、牛さんは、後ろ足を動かして「もう!触るなって言ってるじゃないか!」っと言わんばかりに不機嫌だけど、それを物ともせず、上手いこと後ろ足をあしらって、ムニムニーーーっとお乳を引っ張るとピューーーーッとミルクが勢い良く飛び出す!さすが農家の娘!

隣にはチッコイ鶏小屋もあって、これは商売用じゃなくファミリー用で毎朝卵をgetするらしい。小さいって言っても中には10匹以上の鶏がいてココも冬用で夏は外に出すらしい。
農家って意外と面白いね。でもやっぱりお世話は遠慮したいかな。毎日見学だけして、私は暖かい太陽サンサンのテラスで読書&お茶ライフがいいです。
JMの家族も毎年、親戚一同集まってこの時期にはCabane a Sucreに行くんですが、私はここ2回(年)程、週末仕事の為、参加ならず。多分、今年も無理だけど、今日は、JMの友達と一緒にシュガーシャックに行ってきました。

なんと、今日のシュガーシャックは、普通のシュガーシャックとは違います。JMの友達でミルク牧場をやってるファミリーがいて、その家族が趣味でやってるシュガーシャックを訪れます。趣味の割には『普通のシュガーシャックと同じかそれより規模はデカイ。』らしいので期待大!
朝10時半にウチに集合して、私の友達1人、JMの友達1人、合計4人で出発!と思いきや、ミルク牧場の友達から電話。どうやら、昨夜の寒さでメープルの木から樹液が出てこずに凍ってるらしい。。。
ガーーーーンン。。。。
今日はキャンセルか?!っと諦めかけたけど、メープルの樹液を木から取って煮詰める作業はできないけど、メープル小屋には訪れて、そこでブランチして、ファーム見学しよう!ッと言う事になり取りあえず出発。
でも、小屋は、十分な暖房設備もないらしく寒いらしい。。。今日も天気は良いけど、風が冷たくてかなり寒い。。。かなりビビりながらも出発進行!
モントリオールから車で1時間程。だだっ広ーいド田舎。平らでなんにもない。この時期、雪も解けて白くもないので、茶色のボケた景色が一面に広がる。そこにポツポツと見える高い建物があるのがミルクファーム。
ファームに隣接した家に住んでる友達の両親のお家にまずお邪魔してご挨拶。おばちゃん、ぽってりと太っててむっちゃ可愛いねん。で、お家もすっごく可愛い。太陽サンサン降り注ぐリビングがあって窓の周りには、観葉植物やお花がいっぱい。スカイライトもあって上からもポカポカ太陽が降り注ぎ、外は強風で寒いのにお家の中にいるとポワァ〜んっと暖かくてロッキングチェアの上で昼寝がしたくなる。こんなリビングが私も欲しいよーーーー。
恐らくお家も手作りで、今も一部屋が改装中らしく床に敷く板や壁になる木材がキッチンにドドーンと置かれてて、なんとこの木も彼らが持ってる敷地内にある木を使用してるらしい。木、大好きでいつも高い値段だして買ってるJMは羨望の眼差し。
ちょっとお喋り、休憩、暖を取って、ブランチに必要な材料を持って、いざメープル小屋へ!車で公道を2、3分、森の細道に入って2、3分で到着。

本当に何もない。。。商業的なメープル小屋とは大違い。ただの本物の『ほったて小屋』です。ちゃんとしたトイレもない。簡易トイレみたいなのは離れにあるんだけど、便座らしきものが置いてあるボットン(汚そうで座れない)。下もすぐ見えるし。便座も無しで穴だけでいいのでは?もしくは囲いだけでいいのでは?ってカンジの簡単なもの。ま、トイレ近い私は2回も利用しましたけどね!
小屋の中は、これまた乱雑に物が散らかったホンマに何度も言うけど「ほったて小屋」。蒔きで火をおこす古〜いコンロがあり、これで料理開始。JMコンロを使おうと準備するけど、煙がもくもくぉ〜。燻製になってしまいそう。。。

コンロはJMにお任せして、女性3人で周囲を見学。隣の小屋にはメープルの樹液を煮詰めてメープルシロップにするエバポレーター(蒸発器)があって、今日はこれは使えないけど見せてもらった。蒸発器の中の樹液。。。凍ってる。。。やっぱ寒いのね。あぁ〜、実際に使ってみたかったなぁ〜。
何カ所かシュガーシャックには行った事あるけどここの蒸発器でかい気がする。なんと100年くらい前から使ってる物らしい。樽の中にできあがったメープルが、少しあったのでお味見。ここのメープルは商品化されてるサラサラメープルより家族の好みで甘さ控えめだけどコッテリシロップを作ってるのだそうな。

小屋の裏手にまわるとバケツをぶら下げたメープルの木に囲まれてる。この量のメープルの木を個人で所有してるってやっぱりスゴい。ミルクファーム以外にこんなに大量のメープルのお世話ができるのか?!採取したメープルは全部家族で消費できるの?!っと聞いたら家族、親戚一同200人くらいいるから「大丈夫」っと。
バケツの中を覗いてみると、木から出て来た樹液がバケツの中で凍っている。。。木に突き刺したストローの尖端も若干、固まってツララみたいになってその先から少量だけど、ポタポタと樹液が。。。その固まった樹液を溶かしてちょっと飲ましてもらったら、さっぱり甘い砂糖水みたい。甘いけどさっぱり。私、メープルシロップよりこっちのが好きかも。

ほったて小屋に戻るとコンロからの白いモクモクも収まり料理ができそうだ。コンロとプロパンガスのヒーターで小屋もそこそこ暖まってる。
卵にベーコン、ハム、パン、豆とシュガーシャック料理っぽいものを料理。シュガーシャックで自分達で料理ってなんだか新鮮でいいわぁ。

トーストの上にこのファームで作った手作りチーズやメープルバターを載せて頂いた。ミルク、チーズ、メープルシロップが自給自足できるって良いよね。買うとどれも結構値段するしな〜んて思ってしまう。
ベーコンも、ハムも卵もメープルシロップに絡めて料理したのでお皿の半分くらいで口の中が甘あまぁ〜。最後に外の雪を持って来てその上に暖めたメープルシロップを流し落としてメープルキャンディーを作ろうとしてたけど、メープルを暖め過ぎたのか固まり過ぎてソフトキャンディーっぽいくなるハズなのにガチガチに。

たらふく食って最後は自分達で食器も洗って帰宅。ミルクファームに戻って牛さん達を見学させてもらいました。工場の周りは既に牛の糞臭い。。。

な〜んと想像以上の牛の数にテンション上がりまくりの私!250頭くらいココで飼ってるらしい。それもデカイ!牛ってこんなにデカイもんだっけ?大中小と成長過程によって分けられてるんだけど、デカイのはすんごくデカイ。冬は寒いのでこの室内で飼育して夏暖かくなるとこの室内の壁を取り外す事ができるらしい。
卵にベーコン、ハム、パン、豆とシュガーシャック料理っぽいものを料理。シュガーシャックで自分達で料理ってなんだか新鮮でいいわぁ。

トーストの上にこのファームで作った手作りチーズやメープルバターを載せて頂いた。ミルク、チーズ、メープルシロップが自給自足できるって良いよね。買うとどれも結構値段するしな〜んて思ってしまう。
ベーコンも、ハムも卵もメープルシロップに絡めて料理したのでお皿の半分くらいで口の中が甘あまぁ〜。最後に外の雪を持って来てその上に暖めたメープルシロップを流し落としてメープルキャンディーを作ろうとしてたけど、メープルを暖め過ぎたのか固まり過ぎてソフトキャンディーっぽいくなるハズなのにガチガチに。

たらふく食って最後は自分達で食器も洗って帰宅。ミルクファームに戻って牛さん達を見学させてもらいました。工場の周りは既に牛の糞臭い。。。

な〜んと想像以上の牛の数にテンション上がりまくりの私!250頭くらいココで飼ってるらしい。それもデカイ!牛ってこんなにデカイもんだっけ?大中小と成長過程によって分けられてるんだけど、デカイのはすんごくデカイ。冬は寒いのでこの室内で飼育して夏暖かくなるとこの室内の壁を取り外す事ができるらしい。
油断すると後ろでボタボタぼたッ!何だ?!っと振り返ると巨大な大量のウンコを尻から出しているウシさんがいたり、シャワーの様にパワフルなオシッコをしているウシさんがいて、友達はもう少しでこのオシッコ牛の被害に会うとこやった。

そして何故か猫がウロウロいっぱいいる。皆きれいなので飼い猫かと思いきや。かってに住み付いてる猫らしい。寒さやトラクターに敷かれてかってに死んで行く猫も多いし、ネズミ駆除もしてくれるのであえて追い出してないらしく、立派に牛の隣で赤ちゃん産んで子猫育ててるママ猫もいたりする。
こんなんで衛生的にいいの?っとか思ってしまうけど、このファームは、ケベックでも有名らしく何度も表彰されてて、去年もグランプリをとっている。ミルクを作っているのでメスのホルスタインが主なんだけど、子牛や雄もいて、彼らは食用にされる事もあるらしい。子牛のお肉は美味しいけれど、、、見てしまうと食べられるのは可哀相だなぁ〜。。。

この子牛の口の中に手を突っ込まれた。子牛ちゃんは、私の手をべろべろべろぉ〜んっと吸い付く様に舐め回し。これが気持ち悪いぃ〜><!妙な感覚。子牛の舌も十分でかいけど、大人の牛の舌って巨大!そりゃ牛タンなる食べ物があるわな、っと納得。
よくテレビで見る牛の乳搾り器もあって友達に「使えるの?」ッて聞いたら、「使えるよ家族は皆、14、5歳になったら週末の朝6時には起こされて牛の乳搾りするの。」「でも最近は、夫がやってくれるから私はもうやらなくていいわ。ラッキー。」っと言っていた。やっぱり大変なのね。

JMが素手での乳搾りにチャレンジしたけど、難しそう。ちょっとしか出て来ないし、牛も「触んじゃねーよ!」ってカンジ。友達がお手本を見せてくれると、牛さんは、後ろ足を動かして「もう!触るなって言ってるじゃないか!」っと言わんばかりに不機嫌だけど、それを物ともせず、上手いこと後ろ足をあしらって、ムニムニーーーっとお乳を引っ張るとピューーーーッとミルクが勢い良く飛び出す!さすが農家の娘!

隣にはチッコイ鶏小屋もあって、これは商売用じゃなくファミリー用で毎朝卵をgetするらしい。小さいって言っても中には10匹以上の鶏がいてココも冬用で夏は外に出すらしい。
農家って意外と面白いね。でもやっぱりお世話は遠慮したいかな。毎日見学だけして、私は暖かい太陽サンサンのテラスで読書&お茶ライフがいいです。

コメント