私の出産病院はCote des NeigeにあるSt-Mary's hospital。病院に着いて4Fの出産フロアまで陣痛もないのでスタスタ歩いていって(その間にも若干の破水は続く)受付窓口でベルを鳴らす。さすがに夜中だけあってちょっと院内は静か。

受付ナースに病院カード、メディケアカード、ドクターから渡されてる今までの診断書類等を渡して、ナースの質問に答える(よく覚えてないけど多分、初産ですか?とかアルコール、たばこやりますか?とかそんな感じの質問。)これが、意外と質問数多くて、狭い受付窓口で立ったまま答えるので、陣痛始まって来てたら「なんでそんなん今、聞くねん!カルテ見てよ!こっちは腹痛いんじゃい!」っとか思ってしまいそう。

中に通され、受付の裏手にある小さい診察室?のベッドに横になって同じナースが膣内部に指を入れて本当に破水かどうかをチェック。「破水で間違いないですね。」っと言って指でグイグイっと少し広げるようにされると、中から羊水が「え?!まだ、こんなにあったの?!」ってくらいドバーッっと溢れ出る。

でっかい特大生理用ナプキンの様なものを渡されパンツの上にあてる。今度はトイレに行って、ぴったり体にフィットする伸縮性のある腹巻みたいなのを付けて分娩用の服?に着替え、カーテンで仕切られた診察台に座る様に言われ、ここでさっき付けた腹巻きの下に2つのデッカイ聴診器のようなモノをペタンと挟まれる。これで赤ちゃんの心拍陣痛の波を計るらしい。

いつの間にやら午前1時過ぎ。なんとなーく、軽ぅ〜い陣痛(生理痛)の様な痛みがあるくらい。この間に、JMは各書類手続きと分娩後の病室をセミプライベート(2人定員)にしてもらえるように手配。ちなみにプライベート(個室)とセミプライベート希望の場合は別途追加料金が発生するのだ。確か1泊、個室は200$弱くらい、セミプライベートは100$弱くらい。プライベートの保険に入ってれば何割かはカバーされる。ちなみに無料の一般病室は4名定員。

プライベート、セミプライベート共に部屋にはトイレ(2人部屋は2人で共同)は付いてるがシャワーは部屋の外の共同シャワー。出産後赤ちゃんも一緒の部屋にいれるように簡易ベビーベッドと付き添い用のソファベッド、小形テレビ、電話があるんだけど。このソファベッドは汗を吸い取らないビニールの表面でベッドにしてもスプリングがへたれ過ぎてて凹んだりしてるので、お泊まり予定の旦那さんは自分用にも枕とか用意しておいた方がいいかも。テレビは授乳講座ビデオのチャンネルのみ無料で一般のチャンネルは有料でテレビカードを購入しないといけない。

午前2時前、いよいよ分娩室へ移動。分娩室はもちろん全室個室で各部屋トイレ、シャワー、ソファベッド(同じく心地悪い)、ラジオ等が付いている。ここでもさっきと同様、心拍と陣痛の波を計る機械を付けられる。この時点では、軽い生理痛みたいのは感じるものので全然平気。子宮口2兌

GBSが陽性だった私、早速、左腕にブスっと抗生物質の点滴開始。細っそい柔らかい針とはいえ何かが刺さってる、それも出産までずーーーーっとってのが嫌だわ。もう一つ、破水で始まって陣痛が来るのが遅いので促進剤も投与。既に2本のチューブに繋がれた私。。。

午前2時半過ぎ、この辺りからヘビーな生理痛くらいの痛さの陣痛が4〜5分間隔でくる。夜中なので眠くて寝ようとするんだけど、ウトウトした所に痛みが襲ってくるので寝付けない。。。そして、点滴で大量に水分を吸収している私の体、しょっちゅうトイレに行きたくなって、その度にナースコールでナースを呼んで心拍、陣痛測定の装置を外してもらって、点滴抱えてトイレに行って又付け直してもらう。

何度もトイレの為にナースコールするのも気が引けるし、点滴抱えてトイレに行く自分の姿は立派な病人ッぽい。汚い話し、朝方、大便の方をもよおしトイレに行くと大きく長ぁ〜い立派なの出ましたよ。今、出て良かった。「出産の時ウンコが出てしまうのはよくある事」とは聞くけど、やっぱりあんまりお見せしたいもんじゃないしね。

朝5時頃、子宮口はまだ2、5。全然開いてないやーん!なのに、痛みは立派にありまして、かなぁ〜り痛い。窓の外が明るくなってきて、陣痛が3〜4分間隔でくる。すんごく痛いヨーーーーー!!!私はEpidural(無痛分娩の麻酔)打つ気満々なんだけど、まだお呼びかかからない。自然分娩の場合、この痛みから子宮口が10儚くまで、痛みも増すだろうし我慢できる人っているんかい?!長時間かかった場合、踏ん張る前に体力使い果たしてしまわないのだろうか。

朝8時頃、まだEpiduralは打ってもらえない。。。代わりに子宮口が開いてないので、促進剤を増量されるギャオォ〜ッ!

朝9時頃、「隣に麻酔の先生ちょうどいるから、Epiduralそろそろ打ってもらう?」とのナースの言葉に「うん、さっさと打って!」っと即答。そこから結局、麻酔の先生が来るのに30分くらい我慢して、やっと先生登場!もう、神の様に見えるわ!チャキチャキと麻酔の準備開始、すごく手際が良い。背中を丸めて、肩の力を抜いて座る様に言われる。陣痛が襲ってくるのでジッとしてるのが大変なんだけど、陣痛のあいた時を見はからって背中にチクッ!ちょっとビクッと動いてしまったけど痛さは普通の注射程度。これで背中周辺の局所麻酔をして感覚をなくらせてから、Epiduralを注入するチューブを背中にセット。後は、背中をテープでバリバリバリバリいっぱい張られて動かない様に固定される。

私の体、左腕には抗生物質促進剤の点滴で2本のチューブ、背中からはEpiduralのチューブ、右腕には30分毎に測定される血圧計、そしてお腹には心拍、陣痛の波を測定する装置、っと色んなものに繋がれている。今まで入院とか手術とかした事ない健康体だったので、この状況がとっても病人っぽく感じる。

Epiduralは5分くらいで効いてきた。ラクチ〜〜〜〜ン!!!あの陣痛、痛みは何だったの?!ってくらいラク!痛みを感じない。陣痛測定のモニターを見てみると陣痛が来ている間、お腹に少々圧迫感を感じるくらいで痛みは無し。麻酔発明した人天才やね。でも、逆に麻酔を悪用されると怖いね。こんなに人間の体を麻痺させてしまうのね。

子宮口は、Epiduralを打った後、9時35分=3.59時50分=411時40分=5、っとゆっくりながらも序所に開いて来てる。

Epiduralを打ってもらってから腰回りは感覚が無く、は感じるけれども思い通りに動かしずらい。正座しててすんごくしびれたカンジ。陣痛の痛み じゃないんだけど、今度はずっと同じ体勢でいると体が固まってしまうのか、に異様な痛みが。体勢を変えると少しラクになるんだけど、動かす時が又、痛 い。

子宮口を計るのにナースが膣内に手を入れても何となく固い物が入って来た感覚はあるけどピンとこない。オマケにEpiduralを打ってから尿意がピタっとなくなった。すごいね麻酔って。

13時40分、とうとう突然子宮口9!早速、出産準備に入るナース。尿意がないのでナースが出産前に尿を摘出。この間も私の下半身は何にも感じない。でも採取された尿を見ると大きめのタッパーに半分くらい並々と入っている(300ml以上はありそう?!)。

14時過ぎ、また待たされる。だんだんとEpiduralの効き目も弱まってきて陣痛復活。Epidural打ってもらう前より更に少し強い痛みの陣痛が今度は間隔なしにひっきりなしにやって来て痛ぁ〜い!おまけに、陣痛とは違う恐らくEpiduralのせいで固まってるにも独特の痛みが走って辛い。。。

14時半過ぎ、ナースが「このままプッシュしても良いし、もう少しEpidural増やしてもいいけど。」って言われ「もう、プッシュしたいけど、Epidural増やした方がいいの?」って聞くと、「痛みを和らげてからの方が力むのをコントロールしやすいかも。」って言われたので「じゃ少しだけEpidural増やして」っと言ッちゃった。。。けど。。。

この判断が正しかったのかどうかは未だになぞ。少しだけ痛みが和らげばって思ったけど、想像以上に麻酔が効きまして全然痛みを感じなくなってしまった。

15時頃、やっとプッシュ開始。『深く息を吸って→力む→素早く吐いて→又、深く息を吸い込む』ってのを繰り返す。陣痛が来たら「ハイ吸って!」って言われた通りに踏ん張ってみるんだけど、麻酔が効き過ぎてかプッシュしてる感覚がまるでない。周りは「いいぞ、上手いぞ、すぐそこに頭が出て来たぞ!」っと褒めてくれるんだけど、全然、私はカンジないので「私ちゃんと踏ん張れてる?」って不安になる。3回踏ん張ってみたけど、まだ出て来ない。一旦、酸素マスクなんぞを付けてみたりして休憩&ドクターが来るのを待つ事に。

15時40分頃、ドクターも加わりもう一回プッシュ。2回踏ん張ってみてもまだ出て来ない。3回目出て来なければ 吸引する」会陰切開するD覯切開(ま、これは最悪ケース)って事で、3度目チャレンジ。会陰切開はありかなと思ってたけど、吸引されるとは思ってなかった。ここまで来たら何でもやってさっさと出したい。結局、3度目のプッシュでもなかなか出て来ないので、そのまま、『気張って→吸って→気張って→吸って』っと続けて吸引分娩に突入。

吸引カップで引っ張られてる間も感覚なし、途中で(恐らく頭が出た後)「ゆっくり、ちょっと弱めに力んで〜!」っと言われたけど、感覚ない私は「これくらい?」っと怖々プッシュ。しばらくすると出てきましたーーーー!産まれてきたまだ体液でドロドロの赤ん坊を胸の上に置かれて思わず涙が溢れる。

この吸引カップ、トイレのスッポンみたいなのを想像してたんだけど、意外と小さいプラスチック製でおもちゃみたい。私からは角度的にどうやって吸引してるのか見えないけどJM曰く、「柔らかい頭がぐにょ〜んと引っ張られてかわいそうだった。」らしい。見なくて良かった。日数が経てば自然に消えるらしいけど、若干、頭にカップの跡がついてます。

残念ながら『産んだぁ〜〜〜!』って感覚はあまりなく、「おぎゃぁ〜!」って言う泣き声じゃなく、「ぎゃッぎゃッうっうっうっ」っと静かなもんだったけど、胸の上に置かれた赤ん坊の顔を見るだけで、目が合うだけでウルウル。「あぁ〜、こんなんがお腹にいたのか。うわぁ〜、私かの体から出たんだ〜!」っとやっぱり感動

みの虫状態


2011年7月4日(月)16時41分
体重3309キロ
身長53

病院に到着して約17時間、男の子を出産しましたーーーー!

後産、出産後へ続く。。。