海外行ってどうするの?

今まで海外とあまり接点のない生活環境にいる人が「語学留学したい。」「海外の学校(高校、大学、専門学校等)に行きたい」「1ヶ月以上の長期海外旅行がしたい」「ワーキングホリデーに行きたい」なんて言い出すと、友達、職場の同僚、家族等の誰かから必ず言われる、この言葉、

この言葉の裏には「日本の高校/大学でエエやん。」「旅行やワーホリで長期間フラフラ海外いたら、就職でけへんで。」「戻ってきたらどうするの?」って言う、ありがた迷惑な意味が込められてる事は言うまでもない。

コレに対して、私は、行きたいねんやったら、行ったらエエと思う。親がお金を出してくれる人はラッキーだ。親が反対だったら、自分で稼ぐしかない。自分で稼いで行く覚悟のある人は行ったらエエのである。

帰ってきて就職できひんかったらどうしよう。」なんて悩む人は行かない方が良い。

「海外に憧れがある、ちょっと住んでみたい、でも日本でのキャリアも欲しい。」という堅実な方で、お金もあり、頭も良い方は、大学への正規留学をするだろう。金銭面、学力面が問題ならば、日本で就職し、6、7年は日本でキャリア(世界中どこでも通用する専門分野がベスト)を積み、その間、語学力を伸ばすなり、貯金をするなりして、20代後半、30代前半で海外デビューする方達は、将来設計がしっかりできており、帰国後も問題ないであろう。

私が日本国内、海外をふーッらフラしておる若い時、そういう堅実な方ってのはチョコチョコおり「凄いなぁー。計画的やなぁー。」っと感心したもんである。が、そんなお金も頭もある人の事は、横に置いて置いて、

学歴語学、金銭面も中途半端な人が、「海外行きたい熱におかされてしまったら」?!

私自身の経験と周りの似た様な経験をした人の事を、今、海外行きたい熱にかかってる人の参考になればと書いてみます。

前回の日記で書いた様に、私は、日本の大学時代に語学留学、1年間の交換留学を経験出来た。中学くらいから海外(特に英語圏、米国)に憧れを持ち始めが、ウチは、平均より貧乏な家庭だったので、高校進学時に「アメリカの高校行きたい。」と親に言ったら、

「何、アホな事抜かしてるねん。高校行かんと就職してもエエねんで。」

っと、全く海外に興味のない親には、一蹴された。

仕方がないので、地元の公立高校へ進学したが、まだまだ海外行きたい熱は冷めない。しかしこの当時、私は、語学(海外)以外にも料理にも興味を持っており、高校卒業後は、海外の大学へ留学料理専門学校美容専門学校に行きたいと思っていた。

が、しかし、どれも金がかかると、却下。
日本の専門学校って大学よりお金かかるのよね。そして、現実的に海外の大学に正規留学する語学力は、この時なかった。

有力候補は、近所の教育大学。国公立ですし、お安いですし、下宿なんてせんでエエし、親的にも先生的にも私は教育大に行くと思っておったでしょう。おまけに将来、学校の先生公務員なりやすいですよ。将来安泰!でも、私、全然ッ興味なかったんですわ。

結果、前にも書いた海外と提携校がいっぱいある私学の大学海外熱におかされてる私は選んでしまいました。国公立よりもお金がかかるので、親からのお金の援助は必須。ここで親に猛反発されておったら、私は、確実に中学か高校の英語の先生になっていただろう。ってか、教師として6、7年経験を積んで、お金を溜めてから海外デビューした方が賢かったのかもしれない。でも、日本で教職世界に入ってしまったら、海外熱などとっくに冷めてたと思うので、この私大を選んだ事は後悔はしてません。

この大学には、色んな留学制度があり、まず前回も書いた語学留学に参加。これは有料だったが、留学斡旋業者等に頼むより、かなりの破格だった。学費、飛行機、寮費、出発前の手続き、カウンセリング等全て学校がやってくれたので、初海外の私には、とても良かった。

次に交換留学なる制度があった。こちらは、食費まで全て学校が出してくれる1年間のプログラム。海外にある提携大学のどの授業でも取って良いが、成績は、BだかCだか忘れたが、落とさない事が条件。これが私の語学学校でない、海外の大学で現地の学生と授業を受ける初体験だったのだが、最初の1ヶ月間はちょっとやはり面食らった。

先生の言ってる事は分かるが、若いネイティブの大学生の英語が理解できん!授業を落とせば全額返金、強制送還である。そんなの無理、食らいついていくしかない。少しすると段々と耳が慣れ、分かる様になってくると語学学校の時、同様「お前らも大した発言してないやんカーーーーッ!」っと見えて来るようになる。

多分、この時期が私の学問的英語力のピークだったと思う。文系なので、読み物大量なのだが、この当時は、日本語で読むより英語で読む方が早かったし、ラクだった。

そんなこんなで留学もさせてもらい、日本国内でも長い学生の夏休みを利用し飛び回り、遊び回り、バイトしまくり、大学生活は多いに楽しみ、大学卒業後は、海外熱もかなりひいていた。交換留学前は「バリバリのキャリアウーマンになりたい。近代的超高層ビルの上層階でヒールをコツコツ言わせ颯爽と歩き仕事がしたい!日本の大学卒業後は、自力で海外の大学か大学院に進学したい。」とまで考えていたが、交換留学で満足してしまった。

と言うか、お金儲けに興味がない自分に気が付いた。勉強は嫌いではないが、お金儲けが出来る様な金融、ビジネス、医療、仕業と言われる分野にはカラッキし興味がなく、大学で勉強したい分野がない事に気が付いた。日本の大学に進学したのは、私にとって「海外へ出るキッカケを掴む為」であり、将来の仕事に繋げたいとか具体的な目標はなく、単たる漠然とした『海外への憧れ』の為に選んだ大学だった。

日本の大学も文系専攻であり、留学分の単位は、日本の大学での専攻分野の単位に振り返られるのだが、共通した専門分野を学んでなかったので、就職でも就職氷河期ど真ん中、簡単に仕事は見つからない。なんせ、交換留学の為、私は同学年の学生達より半年遅れの9月卒業だったので、まだ9月卒業の学生を新卒採用する企業等ほとんどない時代、大学の就職科に行けども募集すらなく、就職難に打ち当たった。

海外に興味を持つ人は、海外と関係した仕事、通訳、翻訳、外資系企業、商社、航空関係、旅行・ホテル関係等に憧れる人が多い。私も大学入学前は、通訳に憧れた時期があったが、すぐに「自分はそこまで語学好きではない。言語のプロにはなれん。」と思いギブアップ。日本語教師コースもあったが、やはり教える仕事ってのも向いてない気がしたのと、日本語教師のコースの教材に目を通した瞬間、日本語が理解できずにギブアップ。

我ながら、チャンスは色々あったのに、自ら手放してしまった。教職日本語教師資格くらい取っておけば、将来、仕事の幅が広がったかもしれんのにと、今更ながらアホやなぁーっと思う。

そんな私が、得た仕事とは、旅行会社での中途採用枠。あれですよ、あれ、旅行会社のカウンター業務ってやつ。パンフレットの国内旅行や海外旅行の手配したり、JR、バス、船、飛行機、ホテル等の手配する所です。正直、就職負け組の典型を突っ走っておったのに、まともに就職活動をした事がなかった。リクルートスーツなど一度も着た事なく、夏で暑かったので、半袖スーツで回ったり、かなりフザケタ学生やったに違いない。そんな私を採用した会社、すごい勇気である。

就職先の旅行会社は、私には大満足な大正解な会社であった。なにせ、好きな旅行の手配をする仕事なので、仕事が楽しい。そして、旅行業界の裏側を知れる訳で、自分が旅行する時に、どういう手配をすれば良いかの、どの飛行機がエエのか、どのホテルがエエのか、いつ予約するのが最適か等、自分の趣味にも大活躍。週休2日、残業もそんなないし、同僚と相談して休みを調節し、2週間くらいの海外旅行に年に2回程行っても白い目で見られない。その間にも短期休暇で国内旅行もチョコチョコ行ったり、社割りもあり、安く行ける。社員研修ですら旅行するのが研修の時も多々あるわけで、楽しいったらありゃしない。

旅行会社と言えば、女性が多い職場で人間関係がドロドロしている事も多々ある。他社の旅行会社勤務の友達や同じ会社でも違う支店の子等は、お局にイジメられる、休みなんて取れん、残業、休日出勤当たり前、電話が後ろから飛んで来るー!等、大変そうな話も聞いた事はあるが、私の周辺は、パラダイスな職場環境やった。当時の同僚、上司に感謝です。

しかし、バブル崩壊後の旅行業界は、不景気で給料は悪かった。バブル期を経験している30代の先輩女性達は「給料減った。」っと文句を言っていたし、30代の男性社員で結婚してる人は、旅行業じゃ家族を養えんと判断し、転職する人も多かった。私は、実家通いの独身20代前半女だったので、給料が悪かろうが無駄遣いしなければ、多少は遊べるし貯金もできる。旅行会社勤務を極めたろかなくらいハマったのだが、間もなく、再度、海外への誘惑に出会ってしまう。


『海外行ってどうするの?』ワーホリ編」に続く、、、

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