Nov 9, 2016
「トランプ勝ったってよッ!」

遅ればせながら、2016年米大統領選について、感じた事を記録しておこうと思う。
(ちょっと真面目で、かなりチャランポランな個人的記録日記です。)

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テレビ討論会にて、トランプ対ヒラリー。
美容師的にトランプの髪型ありえへん。ヒラリーに一票!
っと感た瞬間。見た目、大切です。

11月9日(水)、朝起きると、JMが「トランプやぁー」っと嘆いておる。前夜、米大統領選速報を午前1時頃まで、選挙人獲得数が、ドナルド・トランプ244、ヒラリー・クリントン215の辺りまで見ていたが、三男も寝たので、私も就寝。この時点でほぼ「トランプやろうな。」とは推測できたが、翌朝、トランプ290、ヒラリー232で終了した事を知る。実際に「トランプ勝利」のニュースを目にすると衝撃である。

一時は、株価が下落しドル安が進んだり、カナダの移民局サイトがダウンしたり、世界中が「え?マジで?!」ってな結果となり、11月9日は、アメリカ人でなくともドンヨリと、呆然と、「どーなるんや、アメリカ?」「どーなるんや、世界?!」っとトランプが頭の中をグルグルまわる1日を過ごした方も多かったでしょう。

Nov 9, 2016
トランプ勝利宣言時、
トランプの髪型はイカンが、奥様、娘さんが美し過ぎる。
メラニア夫人のドレス素敵ぃー!

しかし、選挙で勝ったと言う事は、トランプ支持の人が大勢いたと言う事(投票数はヒラリーの方が若干多かったらしい)。私の周りには、トランプ支持を公言する人はおらず、SNS、FB上などでも友達範囲では、選挙結果に嘆きの投稿しか見当たらない。しかし、

例えば、ハリウッドセレブや有名人の嘆きの投稿に対して「いや、でもこれが現実やし。」「俺らもー、今の世の中に耐えられへんねん。」「これがアメリカの本当の声だー!」みたいな、トランプ支持者の投稿も多々見られる。

アメリカ内陸部等に住んでいる人のブログ等を見ていると、「そりゃ、トランプやろ。」「報道の仕方おかしいねん。」「やっと貧困層、中間層にも目を向けてもらえる。」「オバマや、キレイ事ばっかり言う政治家もういらん」「トランプに賭ける!彼ならなんとかしてくれそうだ。」ってな事を書いている人が、想像以上に多い。

Nov 9, 2016
トランプ氏の息子バロンくん。可愛い。
(トランプも若かりし頃はハンサムだったのだ。)

確かに、トランプは、暴言、失言多々あれど、普通の政治家じゃ、やれ差別だなんだと、堂々と言えない、事でも、ズバズバ言ってきた。私がもし、政治に興味があまりなく、地方出身の、仕事を移民に横取りされてる様な低所得の白人男性であったら断然、トランプの言葉が胸にきて「よーーー言うてくれた!」っと投票するに違いない(でもトランプ自身は、大都会N.Y.生まれのボンボンやけどね)。

アメリカの国に守ってもらえず悲鳴をあげてる貧困層の国民にとっては「ヒラリーでは何も変わらない。トランプなら、何か変化をもたらしてくれるかもしれない、ダメもとでも彼に賭けてみよう。」と考えるのは想像に難くなく、それだけアメリカという国には、現状に我慢ならない鬱憤の溜まった、崖っぷちの国民が多くいると言う事が、今回の結果で浮き彫りになった。

それに、隠れ票と言われている、表立っては公言しないが、実はトランプの移民排他、女性蔑視、LGBT等への過激発言に共鳴するエリート層が一定数、予想以上にいたのだろう(そして、この移民、女性、LGBTの中でもトランプ支持者がおり、移民同士、女性同士で蹴落としあってる感もある)。

日本から見れば、アメリカのテレビドラマ等の影響で、アメリカとは、東海岸、西海岸、ニューヨークや一部の都市の様な都会で、自由で、男女差別もなく、女性は自立し、カッコいい国というイメージを持っている人も多いだろうが、そんなの極一部で、大半は、田舎もんである。未だに、差別主義者ゴロゴロである。

Nov 9, 2016
勝利宣言するトランプ氏の隣で、息子のバロンくん眠そう。

私は、ヒラリーファンでもなく、どちらかと言うと、爆弾発言する人、異端児と呼ばれる人、改革好き、大衆が嫌う人物を好む方であるが「トランプは、大統領の器ではない。」と感じていたので、トランプ勝利にショックを受けた1人だ。トランプは、聴衆を惹き付ける力を持ったエンターテイナーであり、選挙期間中のヒラリーの発言はどれも「政治家が言いそうな事」っと記憶に残らないものがほとんどだったが、トランプの一挙一動は瞬く間に話題になった。

しかし、暴言、差別発言が目立ち過ぎ、政治政策に関しては思い付いた事をポンポン話してるだけで何の具体的対応策も伺えず、彼が「こーしたい、あーしたい」と言っても物事の表面的な問題しか見てない感じで、昨日はNOと言ってた事に関しても明日にはYESと言いだしそうな危うさ。彼に賭けるのは、相当リスキーな気が私は捨てられなかった。

ドナルド・トランプとは、近所や家族におったら、オモロいオッサンで、意外とエエオヤジやと思うのです。こんな暴言、セクハラ発言するオヤジ、ごまんとおりますやん。それを公の場で堂々と言うか言わないかの差であり、彼は彼なりに真剣にアメリカを変えたいと思い、変えれると思っているのかもしれないけど、やっぱり「あなたでは、無理ですよー。止めてー!」っと私は感じてしまうのです。

Nov 9, 2016
「もう無理。」早く寝かせてあげてぇー。
大きい子に見えるけど、10歳だそうです。

だからといって、ヒラリーで良いのか?!だが、今回の候補者の中では、やはりヒラリーが大統領として一番妥当だと私は感じた。思いの他、最初、頑張ってたバーニー・サンダース。私は、当初、「サンダースとトランプ、両極端の2人が残ったらオモロいなぁー。」っと見ていたが、カナダやヨーロッパの福祉国家でならありな気もするが、アメリカではまだまだ受け入れられない様でヒラリーに及ばす。

共和党のテッド・クルーズとか南部のガッチガチのキリスト教信者&白人至上主義で、オバマケア銃規制反対、LGBT、妊娠中絶反対、地球温暖化も否定とか、ありえへんレベル。正直、トランプより危険やと思った(トランプは口だけで実行できない可能性大だが、この人だとホンマにやりそう&できそうで怖い。そして、こういう人を普通に支持出来る人がいっぱいいる事がさらに恐怖。)

Nov 9, 2016
トランプ陣営の女性軍。
みんなキレイだけど、顔が怖い。気が強そうぉー。

今回の大統領選は「嫌われ者の対決」と言われたが、私は、女性として、ヒラリーが嫌いではなかった。でも「初の女性大統領」の誕生を快く思わない男性達がまだまだいる事と、女性の敵は女性で、足を引っ張る女性もまだまだいるようだ。常に自信に満ち溢れ、強い、賢い女性のヒラリーでも打ち破れなかったガラスの天井

彼女の敗戦の弁(Hillary Clinton Concession Speech, Election 2016)を聞いただろうか。まだ聞いてない人は、ググって動画を見て欲しい(動画は消される事があるので、ここに日本語訳したサイトのコピペをのせておく)。

【BuzzFeed Japan / 古田大輔】より

いつものように夫と娘とともに姿を現し、壇上に立ったクリントン氏。満場の拍手に笑顔を浮かべ、右手を上げて答えた。まるで勝者のように。

最初にトランプ氏について「彼がアメリカ大統領として成功することを望む」と勝利を祝福した。その上で、大統領選をともに戦った支持者に感謝の言葉を述べ、憲法に基づく、民主党から共和党への平和的な権力の移譲を訴えた。

選挙戦の結果が明らかになった直後から、トランプ氏に対する抗議デモが各地で発生している。そのことを念頭に置いた発言だったのかもしれない。

クリントン氏は「憲法に基づく民主主義」について、もう一つ付け加えた。

「憲法に基づく民主主義は、私たちの参加を求めます。4年に1度の選挙のときだけではありません。常に参加を求めているのです。だから、できることをやりましょう。私たちが大切にしている理念や価値を前に進めていくために。私たちの経済を富裕層だけでなく、みんなのものにするために。私たちの国を、私たちの地球を守るために」

選挙戦中に、移民やイスラム教徒や女性に対する蔑視発言が目立ったトランプ氏。クリントン氏はこう語った。

アメリカン・ドリームは大きい。誰もが夢見て良いほど大きい。全ての人種、全ての宗教、全ての男性と女性(ここで声を大きくして強調した)、移民、LGBT、障害者。全ての人たちのものです」

さらに、オバマ大統領夫妻や、民主党関係者、家族らへの賛辞が続く。真剣な表情で、これまでの演説に比べると、やや口調が早い。

でも、それが素顔に近いように感じられた。選挙戦では演説中も満面の笑顔を浮かべていることが多かった。それが不自然に映ることもあった。

ひときわ大きな拍手が送られたのは、若者を鼓舞するメッセージを送ったときだった。

「皆さんに、特に若い人たちに聞いて欲しいんです。私は、自分が信じるもののために、生涯をかけて戦ってきました。勝ったことも、負けたこともあります。辛い思いもしました」

「あなたたちも、勝つこともあれば、負けることもあるでしょう。負けることは辛い。でも、決して、信じることをやめないでください。正しいことのために戦うことは、価値のあることです。やるべき価値のあることなんです」

彼女がこの言葉を繰り返すと、会場から大きな拍手が起きた。その様子をゆっくりとうなづきながら見渡す目には、涙が光っているようにも見えた。そばに立つ夫の目にも。

少し間を置いて再び話始めたクリントン氏は、女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」についても、若い女性たちにメッセージを送った。

「私たちは最も高い『ガラスの天井』を打ち破ることはできませんでした。でも、いつか誰かが打ち破るでしょう。そのときが、今、私たちが考えている以上に早いことを望みます」

そして、全ての少女たちに聞いて欲しい、と言葉を続けた。

「あなたは、価値がある存在で、しかも力強い。あなたの夢を実現する機会を追い求めるに値するんです。そのことを、決して疑わないで」


hillary-clinton-concession-speech
お疲れ様でした。ヒラリーさん。

「ヒラリーが自分で書いたものではないかもしれない。」なんて言う人もいるが、第一線で女性として活躍して来た彼女は、この言葉を発するに値する人物だと思う。特に、最後の若い女性への言葉は、私が女性だからかグッとくる。69歳のお婆ちゃん、カッコいいです。

最後の方では、トランプもヒラリーも頭からが生えそうな勢いで、「強気なオバさん」「トランプのド素人なんかに負けてたまるか。フンッ」っとバカにしたような、上から目線で、より一層、貧困層から「だからエリートは、、、」っと思われそうなイメージが強かったが、

このスピーチの様な、穏やかな、しかしシッカリとした口調&表情で選挙活動をしていたら、もっと支持を得られていた様な気もせんでもない。

イヴァンカ
才色兼備のトランプ氏の娘のイヴァンカ。
N.Y.で彼の子ども達は人気があり、特にイヴァンカは民主党からも一目置かれ、
父をサポートしつつもリベラル的思想も持ち、自分の意志のある聡明な女性。

さて、トランプ勝利報道後、FB等のSNS上で、一度の投稿くらいならまだしも「トランプ反対」のネガティブコメントやいかにトランプが最低な奴か等の投稿を頻繁にしている人が友達の中にもちょこちょこおる。ウジウジ1日以上、それもアメリカ人でもないのに、文句を言ってる人、相当、鬱陶しいーーーーー!

「トランプ反対ー!」と、暴動起こす連中もあんまり好きではない。アホか?!子どもか?!負けは認め、トランプで行くと決まった以上、彼が大統領でこの先のアメリカ、世界を考える必要があり、出来る事を共にしていかなくてはならない。

とは、言いつつも、恐ろしいのが、彼の周りのバリバリ保守の共和党のジジイ達にエエ様に使われまいか?!と言う事である。副大統領候補ペンスとかも、クルーズ同様、ガッチガチのキリスト教信者で、まず宗教第一。進化論拒否、温暖化なんて嘘、中絶、LGBT、銃規制反対のオッサンである。

選挙途中でも思ったが、「トランプの暴挙ぶりは全て策略で、実はむっちゃ政治手腕を持っており、大統領になったら真面目に取り組む。」とかありえんやろか?それこそ、ドリーム?!

それにしても、アメリカ、ほんまに何でもありな国ですな。これからまず2年後、世界は、どう変わるのだろうか?トランプさん、お手並み拝見である。


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