11月後半、三男が熱を出し、今冬初の風邪ひきさんスタート。
11月26日、この日は日系文化会館の着物レッスンと冬のバザーのお菓子作りのお手伝いに行くはずだったが、風ッぴきの三男とお家で過ごす事に。
夜は熱出てしんどそうやったが、お昼間は落ち着いて一人遊びも出来るくらいに。お家にいたら日本からオーダーしていた日本髪のカツラが届いたー!
(顔はかなり加工入っております)
意地悪な女中さんみたいになった。
最近、「GEISHA (芸者)っぽいのできないか?」っとよくこちらの人に聞かれるので、映画、音楽の撮影、イベント、結婚式にも使えるかなーっと数点、高島田髷のカツラを購入してみた。
現代芸者の髪型は、カツラである。京都の舞妓さんは地毛。芸妓になると島田髷(しまだまげ)のカツラを使用する。購入したのは、結婚式などで使用される高島田。結婚式では地毛で結う人もいるが、カツラの方が、ガッツリボリュームも高さも出る(生え際を地毛でナチュラルに見せたい場合は、半カツラもある)。
黒紋付マイブーム。女性の黒紋付(紋入りの柄の全くない真っ黒な着物)って、お葬式(不祝義)の時のみものと思われがちですが、黒紋付を喪服として着るようになったのは、近代、明治に入ってから。西洋文化が入って来てからで、西洋人が葬儀の時、黒の喪服を着用していたのをマネたのがはじまりです。
それまで、日本では、葬儀には白の着物を着るのが習わしでした。近隣、韓国や中国でもお葬式=白だったそう(今も?)。現代でも地域や家柄に寄っては、夫を亡くした妻、親族などが白い着物を着る所もあるそうだが、昔は、葬儀の参列者もみんな白だったらしい。また、日清、日露戦争など、戦争=葬儀が増え、白だと汚れが目立ってしまい、黒が広まっていったとか。
この白い着物。結婚式で使用した白掛下(白打掛の下に着る白い着物)を仕立て直し、夫がなくなった時に、白着物を着、自分の最後の時も死装束としても使われる。(着物ウンチク、昔話をたまにインスタでしてるので、興味ある方は、https://www.instagram.com/kimonoyukimontreal/ フォローどうぞ。)
そして、黒紋付は、明治頃までは、留袖と同様、年配女性の礼服として使われていたそうな。なので、黒紋付でも豪華に小物とかで遊べば、お祝い事でも着用できる着物であり、なんなら、私の様にカジュアルに「汚れても気にしない」普段着として着ても「黒紋付=不幸、ネガティブ」ではないのです。
着物の格やルールを無視しまくりの私ですが、さすがに「黒紋付=葬式のもの」っと思っているであろう人の結婚式やお祝い事、病院へのお見舞いなどには、着ていかないですけどね(ファッションは自由であるべきですが、これは私なりの他者に対する礼儀です。でも、相手、場所、TPO次第かな)。
そんなこんなで、カツラで遊んでると三男がイキナリ泣きだし「どないした?」っと思ったら嘔吐。少量だけど、チョロチョロっとリビングから、廊下へと、、、夜も吐きそうだったのだが、食べておらず、お腹に何も吐くものがなにもなかったのか、吐いてなかったのだが、今日は、ちょっと元気復活し、お昼ご飯を食べたらまんまと吐きました。
高島田のカツラ姿でゲロを始末する私、、、かなりシュールです。
その後、三男は、順調に急速に回復し、次男にも長男にも移らなかったのだが、私とJMがまんまと風邪をもらい、鼻と喉ががっつりやられました。昔は、喉より鼻にくる事が多かったけど、ここ7、8年、ずーーーーっと喉ばっかりで、鼻をやられるとは。鼻水むっちゃ鬱陶しいーーーーー!
みなさまも、風邪、お気をつけあそばせ。





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