着物ネタでーす。

モントリオールで唯一(?)の漫画喫茶 O-Taku Manga Lounge で『Maid Cafe Okiya House:Geisha &Hokan』と言うイベントが開催されると先日、紹介したが(2018年11月1日の日記参照)、12月1日(土)、このイベントへ着物のお手伝いで行って参りました。

Dec 1, 2018
メイドカフェイベントのスタッフの皆さんと
最後に記念撮影。

着物のお仕事をしてると、お客さんとなってくれる客層として、

日本好き
・伝統工芸やファブリック系が好きな年配の方
オタク
・ちょっと変わったパーティーや催しをしたい企業や団体
・着物をセクシーに着たい、使いたいフェティッシュ系?

などが多いのだが、このオタク系の方々の求める物が私は正直、一番分からず、まだまだ未知の世界である。モントリオールはアニメ好きやゲーム会社も多いし、オタクトンなどの大型イベントも開催されるので、ココは是非とも大事にしていきたい客層なのであるが、いかんせん、彼らの求めるものの想像が未だに全くつかない。。。

今回、オタクラウンジのイベントに参加させて頂いたのも、そういった方達がどういった物に興味があるのか、少しでも分かればとの狙いもあったが、やっぱり彼らのツボがイマイチつかめず。。。深いよ、深い!

Dec 1, 2018
さーて、働くよー。

イベントは夕方4時からスタートだったが、用意と「着物を着たい」と言うスタッフが数人いたので、早めにお店に行くと、当初お願いされていたスタッフ以外にも「私も、私も!」っとなり、ゲストへの貸し出し用に用意していた浴衣や着物がドンドンなくなって行く、、、

このイベントでは、「着物や浴衣を着た事ない人、どんな物か知らない人に一人でも触れてもらいたい、興味を持ってもらえたら」っと販売はなしで、着付け込みで浴衣5ドル、着物10ドル(帯と着物だけで簡単に着付ける)で提供。

Dec 1, 2018
振袖のスタッフも。

無料にしてしまうと、用意、荷物の搬入、イベント後のお手入れなどで、かなりの出費、マイナスになるので、さすがにできず。。。レンタル希望者は多いのだが、着物って、やはり簡単に洗濯できないし、お手入れや扱い方を1から10、100まで説明しないといけないので、特に海外では難しい。その点、「販売の方がラクで稼げるなー」っとここ数ヶ月やってきてつくづく感じる。

Dec 1, 2018
店内、すれ違うのが大変なくらい混み合ってきた。

イベント開始前から、すでにお客さんはいたのだが、客層がほんとさまざま。ザ・オタク(私の勝手なイメージのだが)な感じの人から普通のオバちゃんや子どもまで。オバちゃんが、漫画何十冊と大人買いしてったり。普通のスポーツマンタイプの兄ちゃんがいたり。

Dec 1, 2018
「踊りを披露する。」って言ってたスタッフ。
(踊ってる姿は見逃した。日本舞踊系?)

振袖を着付けたスタッフがいたのだが、ステージ上だけ振袖で、後でウェイトレスとして働くのでカジュアル(小紋)な動きやすい着物に着替える予定であった。結局、ステージスケジュールがズレにずれ込み、ずっと振袖で狭い店内、行ったり来たりと働いてた彼女。。。(お出かけO.K.用の多少、汚れても大丈夫系な振袖にしておいて良かった。。。)

普通の着物もだが、振袖は特に、日本人とは体型の違う海外の方に着付けるのは毎度の事ながら、難しい(難しいというか、アンティークの「小さめの着物を大きめの人に綺麗に着付ける」って時点で、無理なのだが。。。)パッと見、小柄な人でも胸、お腹、お尻、など厚みが違って「わぁおー!なんで?ピシッと決まらんなぁ。着崩れてくるぅー。」ってなってまう。(逆に、アジア系はやっぱりやりやすい人が多い)。上の振袖の彼女も全く長さが足りないので、おはしょりなしで、しごきを巻いてみた。

Dec 1, 2018
彼女もスタッフで、
私とお揃い、黒紋付の着物に赤い帯。

Dec 1, 2018
赤いメッシュの入った髪型が赤い帯に生える。
ポージングも素敵。

素敵な振袖と袋帯を持参してたスタッフもいたのだが「帯が結べないー!」っとなり手伝ったのだが、帯を結ぶのに必要な小物(腰紐など)が全くなく、私もゲスト用に用意している腰紐があったが、足りるか微妙だったので、急遽、普通の紐を切って使ったり(こういう小物の必要性も日本人以外の方だと全く、考えが及ばない所であり、よく忘れたり、「なにそれ?そんなの要るの?」ってなってしまう。)。

Dec 1, 2018
こちらはゲスト。夏物着物に袋帯。
この方も髪の赤、帯の赤、カーテンの赤が素敵。

Dec 1, 2018
浴衣最強、
簡単手軽に可愛くなれる。

Dec 1, 2018
こちらも夏物の青い着物に
オレンジ帯。ブロンドの髪型にも合ってる。

今回、何十人もにレンタルしたので、着物と帯はともかく、着付け小物が足りませんでした。なるべく、簡素に、かつ着物っぽくっという事で、襦袢なし、帯枕なしの銀座結び風で。相変わらず、男性客多しで、男性用大きめ浴衣を仕入れしてたのだが、速攻品切れに。

こういった、カジュアルなお試し感覚の着物を貸し出すにあたり、コンディションの良い正絹の着物を提供するには食べ物飲み物などで汚される、汗染み、体臭など考えると、さすがにリスクが大き過ぎるので、カジュアル系のレンタルには、すでに傷んでいるものや、洗える着物を中心に持って行く。

Dec 1, 2018
腹が減ったので、お店で売ってるインスタントヌードルを頂く。
意外と美味しく、量もいっぱい(一袋以上使ってる?)

イベントに来られたお客様たちの趣味趣向はあまりに異世界で、やはりまだまだキャッチできなかったが、みんな純粋にすごく楽しんでくれた様子が伝わってきたので、良かった&私も楽しかったかなぁ。それにしても、日本発の漫画がお店には山盛りなのに、日本人のお客さんは全くいませんでした。私と、もう一人、三味線の演奏に来られてた日本人女性(関係者)のみ。日本語ペラペラな方もいませんでした。でも、みんな日本好きで、なんとも異世界。

あと、「メイドカフェ」や「ゲイシャ」と名のついたイベントだったので、「ご主人様!」みたいなサービスを提供するのかと思いきや、接客は、客と店員は対等なザ・普通のカナディアンカフェスタイルでございました。

話はずれますが、日本の芸・舞妓の世界、彼らの身に着ける着物や髪型、化粧、芸事は、日本の伝統文化として残って欲しいのですが、個人的に未成年もいる舞妓さん達にお酒の出るお座敷でお酌をさせるのはどーなんだ?!(レストランで店員がワインをサーブするのとは何か違う)って思うんですよね。「舞台や芸を披露するだけでもういいんじゃない?お座敷で話し相手やゲームしたり、お酌したり、ホステス的な役目ってそろそろいらないんじゃ?っと。

あ、話がずれにずれましたね。今日はこの辺で、次は日系文化会館での冬バザーについてでーす。

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