(2019年2月に日本旅行をした時の振り返り日記を9月に書いています。)
2月3日(日)、
この日は、着物で京都の街をぶらぶら。
真っ赤な着物が欲しかったノォー。
向かった先は、こちら「舞妓変身スタジオ四季」。理由は、着物ビジネスをモントリオールで初めて以来、よくGEISHA(芸者)関連の問い合わせを受ける。大抵の問い合わせをしてくる人達は芸者、舞妓、芸妓、花魁、和装の花嫁、ただの着物着た人の区別もあんまりついていないレベルなのだけど、それっぽい依頼を受けた時に、それっぽく着付けるコツが知りたく、今回、こちらの観光客向けの舞妓変身スタジオを訪れてみました。
(実は、昔、舞妓の格好をして観光客を旅館で出迎えるバイトをした事あるのだが、当時は全く着物などに興味なかったので、着させられるまま、化粧されるままで、全く覚えていないという勿体無いことをした。肌が荒れるのですぐ辞めたし、今、考えるとそれって、観光客騙してないか?お座敷で芸事を見せてたのは、本物の舞妓さんやったけど。)
本物の舞妓・芸妓さんの着物は非常に高価な物で、そうそう転売されたり簡単に手に入れる事はできないので、観光客向けの舞妓変身やレンタル業界がどんな着物をどんな風に着付けてるのかすごーく気になっていたのよね。
お化粧中、着付け中は、スマホなどでの撮影は一切禁止。化粧中、むっちゃ面白かったから写真撮りたくてウズウズしたけどねぇー。白塗りも慣れた手つきでメイクさんがささっと仕上げ、着付けも専用の補正や半襟が用意され、普通の着物を着るよりも早いくらいで、5分くらいでぱぱっと着付け完了である。(さすが、日本の商売、何事も早い!)
着物は、「芸者の着物」って普通の着物に比べ遥かに長いので、「どうしてるのだろう?特注?」っと思っていたら、帯で隠れる部分の真ん中部分を継ぎ足していた。なるほどー!髪は全カツラか生え際だけ地毛を利用する半カツラか選べるのだが、どうせ顔は怖い仕上がりになり、美しい思い出写真にはならないだろうと予想出来たので追加料金のかからない全カツラで。
スタジオ撮影の1枚。
ぽっくり履いてないから頭でかい子に見える。
今回、一番シンプルな6,000円程のプランにしたのだが、スタジオ撮影(写真3枚)つきで、撮影場ではカメラマンのお姉さんが、ここでもチャキチャキと「手はここで、視線はあちら」っと指示を出し、同時にポーズによって着物の裾や袖の位置も変えて行く。これまた、素早く瞬時にフィニッシュ。(私は「顔は要らん!」っと1枚、後ろ姿を撮ってもらいました。)
そうなんです。オーバー40の皆様、白塗りする時は覚悟して。年齢制限のない芸妓だが、なぜ年配者の白塗り芸妓がいないか(いるかもしれないけど、滅多に見ない)。白塗りは、30代がマックスではなかろうか。40超えると、白塗りにお肌が耐えられなくなる。どんなに美しくてもお肌のハリやシワ、たるみにより、白塗りがうまくキマらなくなる。
写真を残すなら、白塗りなしの芸妓姿の方が良い思い出になるなぁっとは思ったが、白塗りメイクの仕方、芸妓より舞妓の着付け(帯とか)が見たかったので、顔の出来上がりは度外視でチャレンジ致しました。40歳以上の白塗りはチャレンジだからか、「40歳以上特別割引キャンペーン」やってはります。ちなみに、彫りが深い外国人顔の方も、同じ落とし穴があるので、結構、要注意です。
顔加工バリバリした一枚。
それでも頬が痩けててヤバイ。
10分間、お外で自由撮影ができるので、外でJM撮影。いや、もう顔はホラーですよ。この上の一枚は、顔、むちゃくちゃ加工しました。お肌ってやっぱり大切ね。白塗りが肌に浮いて怖い事にぃーーーーー。お肌と白塗りが喧嘩してる、、、全然馴染んでくれないー!
すっぴんで帰るハメに。
メニューの食品サンプル。
「千と千尋の神かくし」
トトロにジジ。
舞妓変身体験をし、すっぴんで八坂さん、京の街中着物姿で抜け、お腹が減ったのでラーメン&チャーハンを食べ、ちゃんとその後、お仕事しました。着物の仕入れに行きました。ええもんがいっぱい仕入れられました。
夜は居酒屋へ。お酒ー!
いろんなところで節分祭が行われている2月3日。夜は、吉田神社(ちょっと遠いし激混み)に行く予定だったが、雨で天気悪いし、友達の仕事が終わるのも遅かったので、街中の友達の職場近くの居酒屋で集まる事に。
せせり
JMに「白子って何?」って聞かれて、よく考えると白子って魚の精巣なんだよね。よく考えると、えらいもん「白子好きぃー!」って食ってるなワタシ。(JMはこう言うふわふわしたクリーミーなもん、それほど好きじゃないっぽい。)




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