(2月の日本帰国時の振り返り日記を9月に書いてます。)
振袖ずらぁーり。(撮影OK)
眼福な展示会でした。モントリオールでもっと和装を広め、着物にお金をかけてくれる人口を増やし、将来、こういった業者からも商品を仕入れられる様になりたいなぁっと。
今回、着物業界の方達と話していて、皆さんが言うのは、織りや着物の縫製は日本国内でも絹糸の生産は、ほぼ海外産。一般の人が買う市場にはほぼ国産の新しい絹糸はないんだとか。主に、中国、ベトナム、そしてブラジルからの絹糸。
絹ってやっぱり良いんだけど、よくよく考えたら毛皮と同じで 将来、蛾になって、短い一生を終えてしまう蚕さんと言えども、繭の時点で茹でてしまうので、命を殺して作っているんだよね。そこで、動物保護の方なんかは、養蚕にも反対の方もいる。
Wikiによると、蚕蛾(かいこが)とは、
『家畜化された昆虫で、野生には生息しない。またカイコは、野生回帰能力を完全に失った唯一の家畜化動物として知られ、餌がなくなっても逃げ出さず、体色が目立つ白色であるなど、人間による管理なしでは生育することができない。
養蚕は少なくとも5000年の歴史を持つ。伝説によれば黄帝の后・西陵氏が、庭で繭を作る昆虫を見つけ、黄帝にねだって飼い始めたと言われる。絹(silk)の語源は、西陵氏(Xi Ling-shi)であるという。
カイコの祖先は東アジアに生息するクワコであり、中国大陸で家畜化されたというのが有力な説である』
絹織物は手間もかかるし、正直、一般の人が容易に購入できる物じゃなくても良いんではないかなぁっと思ったり。伝統としては残しておきたいが、それはもう芸術作品として、大量生産はせずに、特別なイベント時のみ製作する。(天皇家は独自の蚕様を飼っているそうなので、そう言う特別な場所でのみで良い様な。。。)
毛皮もだけど、わざわざ、生き物を毛皮の為に殺生せず、商業の為に大量に作ることはせず、リサイクル品や他に代用できる化学繊維でも良いんじゃないかと(自然派な物であれば綿や麻もあるし)。と、言いつつ、寒いケベック、ふらっと毛皮製品、買っちゃったりしちゃうんだけどね。。。
話を戻して、、、
京都観光を朝から楽しんでこの日、夜は友達とお宿近くの居酒屋『晩boo 東山三条店』にて最後の晩餐を。
火鉢の上の鉄瓶がお出迎え。
鍋が紙鍋で出てきた。日本、凄いのあるね。これカナダ人に見せたら、ウケそうだ。(コンポストとかできるんかな。エコじゃない。とか言われるかな。)楽天で買えるらしい。
美味しかった。2月5日、この日は、旧正月だったので、アジア圏の観光客が、増えるのかと思いきや、観光客が街中に少ない気がした。明日からまた増えるのか?明日、私たちはカナダに帰国だー。



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